レオパフェス2023を終えて | 豹紋堂情報

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2023年12月16日、レオパードゲッコーフェスティバル(通称 レオパフェス) が東京は蒲田で開催されました。

事務局長は私がつとめ、とっとこのレオパ覚え書き管理人 永野さんが事務局スタッフとして一緒に企画運営をしてくれました。

永野さんとの付き合いはヒョウモントカゲモドキ品種図鑑を作る際にインタビューをしたのが最初です。ブログやSNSなどで存在は知っていたのですが、ゆっくり話したのはこれが初でした。電話でインタビューしたのですが、朝までぶっ続けでレオパの表現について話をしたのを覚えています。朝起きてきた嫁に、なにしてんの??汗 と言われたのが忘れられません。それほど話が楽しかったのです。


開催のきっかけはレオパメインの即売会で、コンテストとかもあったら面白いよねー って会話でした。レオパマニアの雑な会話の中ではよく出ていたこの話。何を思ったか、その時の私は「じゃあやろうよ」っと言い放ち、「永野さん一緒に事務局ね」って雑な任命をしたような気がします。

おそらくその時の永野さんも半信半疑だったと思います。あとは、イベントをやると少しは金銭や仕事の話が生じます。永野さんはレオパに関して潔癖なほど金儲けに繋げたがらないので(褒めてます) 、後に「私を相方に任命するなんて中川さんは何を考えてるんだ?」と思ったことを白状してくれています。

ですが、私は永野さんとじゃなければ正直このイベントをやる気は無かったので、軽はずみでも「いいですよ」と言われたのでそのまま話を進めたわけです。私がSBSを始めた時も、川口ぶりくら事務局長から「やったらええやん」と言われたのがきっかけでした。ずっと四国にブリーダーズイベントがあればいいのにって燻ってた私にとって、この言葉は大きなきっかけでした。イベントを始めるのには思い切りとパワーがいるので、軽はずみでも良くてきっかけが重要と感じてます。


そんなこんなで始まったレオパフェスの準備、あれよあれよと会場と日程が決まり、お陰様でイベントが成立する数の出品者様にも恵まれました。ユーブレだけのイベントなんて前代未聞なレギュレーション、仕事になるのかもわからない、交通費が出るかもわからないイベントに、九州から北海道まで、各所から腕利きのブリーダーさんやショップさん、メーカーさん、作家さんが集まってくれました。本当にありがたい話でした。

そして一部で話題となったコンテストも、しっかりと開催ができました。準備段階で多少のドタバタはあったものの、会場には皆さんが殖やした自慢の個体がこれみよがしに並びました。当日は設営準備をしながら、非常にハイレベルな個体の数々に私と永野さんも感動しました。


そして、11:30に満を持してオープン。他の大型即売会に比べると来場者こそ多くはなかったものの、会場は賑わい、熱気に包まれました。なにせ皆がレオパをはじめとしたユーブレを見に来ているのです。そして、出品者もそれが好きな人ばかり。商売そっちのけで交流そのものを楽しんでくださった方も多数でした。お客さんも真面目で、繁殖用かペット用かの違いこそあれど、みんな真摯に説明を聞き、はじめての1匹から種親まで、良い出会いをされた方が多かったようです。

出品者の中には数年前にものすごくレオパに取り組んでいたものの、今はほとんど触ってない人も少なくありませんでした。でも、その方々が口を揃えてレオパ楽しい!来年はもっと頑張る!と言ってくれるのです。してやったりではありませんが、思わずニヤリとしてしまいます。

コンテストはと言うと、これも大盛り上がり。今回は開催模様のライブ配信も行いました。将来的に鯉や金魚のようなレベルのものになればと思っていますが、今回は来場者が各部門から一番好きな個体を選び投票するといったシンプルなものでした。票がばらけるかな?とか思ったりもしましたが、ちゃんと上位は他と大差をつけていました。みんなが好きな個体というのはある程度方向性があるのだと思い、これも1つ勉強になりました。




こんな感じで、レオパフェスは非常に楽しく、そして盛況なうちに幕を閉じました。主催として少し嬉しかったのは、見回りの保健所の方が「ものすごくしっかりしたイベントですね」と褒めてくださったことです。法的な表示内容もしっかりしていて、ニオイもほとんどないなどのコメントを頂けました。SBSで十分に気をつけていますが、レオパフェスでもちゃんと出来ていると太鼓判を押された気がして言いようの無い嬉しさがありました。


こうして一回目が無事に終わり、気の早い方からは次回開催について質問を頂いています。もちろん私も永野さんも「やる!」といった状態です。今は日程と会場調整中ですが、パワーアップして開催ができるように調整中です。ご期待ください。


最後になりましたが、

一緒に頑張ってくださった永野さん

動画からグッズの作成まで大貢献してくれた828さん

機材運搬で頼りまくってしまったひぐさん

レオパフェスカメラマンを引受けてくれたまさくん

コンテスト什器を作ってくださった秋さん

一緒にイベント運営を手伝ってくれたスタッフの皆

出品者なのに準備から色々と参加してくれたゆうじくん、中村くん

出品者であるにも関わらず設営撤収を手伝って下さった皆様

初回にも関わらずエントリー頂いた出品者の皆様

コンテストを盛り上げるため沢山の副賞を提供頂いたメーカー様

種親を動かすという不安がある中でコンテストにエントリーくださった皆様

そして、こんな狭いレギュレーションのイベントを楽しみにして参加してくださった来場者様

全ての皆様に感謝いたします

本当にありがとうございました


ということで、レオパフェス振り返りはおわりです。

レオパフェス前日、実は濃霧で飛行機が飛ばずそれなりにヒヤヒヤしました。この記事は帰りの飛行機で書いていますが、無事に帰れそうです。

さて、ここからは来春のSBSspringに向けて孤独な戦いの始まりです!がんばるぞ