今日は空手の【型】の試合です。勿論、長男、次男、次女共に出場します。

そして一般上級で、昨年優勝している長男のゼッケンは【 1 】です。選手宣誓もします。
2週間ほど前に、選手宣誓をするように言われた頃から、長男が感じるプレッシャーは半端無いものが有ったようで《ストレス性腸炎》にまでなってしまいました。

原因は、選手宣誓だけでなくて、大先輩の出場や後輩からの挑戦、先生からのプレッシャー、何より自分が思い描く型が出来ない焦りがあったのだと思います。

今年、新しい型に挑戦し始め、これからという時に足を負傷し、2週間稽古出来ず、復帰しても足の違和感が消える事は無く、稽古しても稽古しても自分の理想に程遠いらしく、試行錯誤してました。

『長男くんは、大丈夫でしょう!』

そう言われるのを何より嫌う長男です。

「自分の何を知っとるねん!って、思ってしまう。」

苦笑いの長男です。1のゼッケンを背負う以上【これぞ黒帯、皆のお手本】という型を見せたいと思っている様です。

「お前は【 1 】の重みを少しは感じろ!」

次男に説教してましたが、

「俺、絶対無理やわ。兄ちゃん、尊敬する。」

何処吹く風の次男に、がっくりの私と長男です。。。

「さあ!明日は試合を楽しもう!緊張するのは、選手宣誓だけやな。」

何処か吹っ切れた感のある長男です。

「やけど、ちびちゃん達の試合の方が緊張するー(笑)」

と、後輩たちのフォローに熱の入る長男でした。










主人が亡くなって以来、4年ぶりの夜釣りに行って来ました。ずっと次男にせがまれてたんですが、なかなか行く気になれず4年も経ってしまいました。

いつもは主人がしていた準備も釣りの段取りも片付けも次男が全部率先してしてくれました。それが釣りに行く条件でもあった訳ですが。。。

釣りの準備をする様子も言葉も次男は主人に本当にそっくりで、しっかり主人のDNAが受け継がれている思いがして、同じ様に思った長男共々に感慨深いものがありました。

今回何故か、【釣る】というよりは【掬う】方が多かった思うほど、石蟹にセイゴ、メバルやガシラ、チヌの子どもを掬いまくり。。。

アナゴは私が遠投で釣りました。暴れまくるし粘液は凄いしで、仕掛けが2度と使えない、厄介者ですが、蒲焼きにして美味しく頂きました。

結局、次男は完徹で釣りをしてました。帰ってからちゃんと片付けて、しっかりご飯を食べて夕方まで爆睡してました。。。久々の釣りをめー一杯楽しんだ様です。

本日は茹で石蟹にメバルとガシラの煮付け、あら汁、アナゴの蒲焼きと魚尽くしの夕飯メニューになりました。アナゴに至っては、骨まで骨煎餅にして頂きました。

明日も残った石蟹とセイゴ、チヌを頂きます。

 次男『イイダコ来んかったなあ。』

 私 『今日は水温高かったからねえ。もっと下がらんと無理やわ。』

 次男『よなあ。海水、ぬるま湯みたいやったもん。まあ、また、下がった頃に来ようや。』


次男、直ぐにでも来る気満々です。。。
昨日、朝から勤務だった長男。

 【仕事延長になった。。。指導間に合わん(涙)】

と、夕方になってからのメール。相変わらずのブラックさに苦笑い。。。空手から戻ってみると長男は既に爆睡してました。

夕飯の時、その日どれだけ酷い勤務だったか熱弁。その時にふと、長男が思い出した様に話し出した。

 長男『この前さあ、本屋に居った時に急に隣で大声が聞こえたんよ。【こいつ盗撮じゃあ!早く店員来い!!】って。ビックリして見たら、真面目そうな白髪頭のサラリーマン風の人が、おじさんに押さえ込まれとって。おじさんは大声で叫ぶし、周りもざわつくし、店員来んし。』

状況を思い出しつつ、淡々と話す長男。

 私 『ほんで自分は?ただ、ボーッと見ようただけ?』

 長男『おじさん1人でもガッツリ押さえ込んどったし、相手も抵抗して無かったからな。ただ、もし、逃げたり暴れたりしたら、加勢出来る様に臨戦態勢は取っ取ったけどな。』

と、ニヤリ。

 長男『あんな場面に初めて遭遇したわ。てかな、盗撮されとった女の子もスカートめっちゃ短こーて無防備過ぎるんよ。これであのサラリーマン風の人、どうなるんやろなあ。良い歳してなんかなあ。』

テレビで見るような場面に遭遇し、色々考えさせられる事があった様です。今回の人は大人しかった様ですが、相手が凶器を持っている可能性もある訳で。。。

母は母で考えさせられる出来事でもありました。