兵庫県スキー協議会トレーニング部のブログ

兵庫県スキー協議会トレーニング部のブログ

兵庫スキー協では2010年より「トレーニング部」を設立。冬場のトレーニングスキーはもちろん、オフシーズンでもさまざまなトレーニング行事を月2回以上行っています。この行事は一部行事を除きどなたでもご参加いただけます。スキーの基本はまず足腰から。

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1月3日は六甲全山4分割縦走の3日目(新神戸駅~六甲記念碑台)です。

正月3ヶ日とあって参加者は私のみですが、出かけました。

1日、2日は荒れた日でしたが、この日は風や雪も収まっていました。

ところが、これまでの降雪で摩耶山へのハイキング道には2~3センチ、その後のドライブウェイ沿いには4~5センチの積雪がありました。

それでもなんとか踏破しました。

9:00、新神戸駅に参加者がいないことを確認の上出発します。

布引滝道を上りました。

水量はかなりあります。雌滝、雄滝ともごうごうと流れています。

地道には端のほうにうっすらと、山の方を見やると木々の枝に雪をかぶっています。

途中、電車から六甲山系を見たとき雪の様相は感じられなかったのですが、いざ山に入ると、雪が残っているのです。

ああこれは、登山用2本ストックを持ってくるのだったと後悔してもあとの祭りです。

布引ダムに上るのに石段横の鉄柵につかまりながら上りました。

ダム湖は静かな山々に囲まれ、大量の水を湛えています。

この時期に訪れたことはなく、またハイキングの人も5~6人でしたので、年明けの山歩きもいいもんだという実感です。

ここからはほぼ平行歩きで市が原です。9:30到着でした。

ここから摩耶山への上りに入るのですが、一人ですので、ヨーロッピアンアルパイン歩きをすることにしてました。

これは日本では山に登るとき、ほぼ1時間歩くと、5分ないし10分程度休憩をとることが多いのです。

ヨーロッパでは通常のコースのアルプスを登るときは一気に2~3時間歩きます。

そこで、摩耶山天狗道コースを上りましたが、摩耶山上に着いたのは11:10、スタートから2時間10分でした。

天狗道は日の当たる所は雪はありませんでしたが、ほぼ雪に覆われていました。

スリップしないか心配でしたが、柔かい雪で、凍結していないので助かりました。平地では絨毯の上を歩いているような感触です。

摩耶山上はロープウェイが動いているので観光客が多くいました。

寒いのでストーブのある山上駅待合室で、昼食をとります。40分ほど食事休憩をして、再び東の六甲記念碑台に向け出発です。

途中アゴニー坂という下りの急坂があります。ここに大量の雪が残っていて難儀しました。

岩につかまりなら、腰を下ろして恐る恐る下ります。

途中からドライブウェイに入りますが、車の通行は山上バスのみで、通行した跡は雪が消えています。

路肩の歩道は雪が一杯です。道路の中央を悠々と歩きました。

再び山に入りサウスロードの樹林帯を抜けると、丁字ヶ辻の表六甲ドライブウェイと山上ドライブウェイの三差路に着きます。

ここのバス停で下りのバス時刻を見ていたら、「本日は表六甲ドライブウェイ凍結のため、運行中止」と案内がありました。

仕方がない、六甲ケーブルで下りるかと、六甲記念碑台を通過しケーブル山上駅に向かいました。

駅到着は13:20。2万8000歩でしたが、この時期、雪上を歩けたこともまたとない経験でした。

2015年の年明けです。

トレ部恒例行事元旦高御位山サイクリング&ハイキングを行いました。

トレ部発足後、毎年元旦におこなっていますが、もう5回目になります。

参加者は4名、I(ゆきどり)、N(個人)、私(Active)、F(一般)の男性1名、女性3名でした。

正月3ヶ日は強風と雪の全国的に荒れた日となるという予報です。

全般に曇の天気で、午前中強風があり、午後から一時的に細かい降雪はありましたが、暖かい日差しもあり、予定どおり年始の行事を終了できました。

高御位山303mは播磨富士と呼ばれ、東側からこの山を見ると、なるほど富士山の形をした秀麗な山です。

この山域全体は岩場であり、なかなかハードな行程でのハイキングコースが多いですが、灌木もそう高くなく、尾根からの展望が楽しめます。

この山をなぜトレ行事に取り入れているかというと、いつも元旦コースに取り入れている山頂から東北側の成井集落へ下りるコースに石段があるからです。

兵庫県の山で頂上から下山口までずっと石段が続くのはこの山だけではないでしょうか。少なくとも5~600段はあるでしょう。

それがストレートに進むのではなく、右に左に折れ、中には岩場状の所もあります。

それがスキーのトレーニングに役立っています。オフトレでこのような階段を下ることは、スキーの滑降のイメージに似ています。

山スキーは別として、通常のゲレンデスキーでは下りオンリーです。

雪上に立たなくても、このようなイメージトレーニングができる稀有なコースです。


10時、JR加古川駅レンタサイクルを借り、加古川左岸河川敷を北に進みました。川下から強風が吹き、背中を押してくれます。

非常に快適です。JR線高架橋をくぐり、すぐの水管橋を対岸にわたるつもりが、あまりにも楽なので、もっと上流の上庄橋まで進むことになりました。

そして大回りして、強風の中、自転車を押して平荘湖のダムに上がり、湖を眺めて西に進み、強風を受けながら、高御位山登山口の成井集落に到着です。

そのため1時間余計にかかり、12:00となりました。

昼食は小高御位山中腹でとる予定を登山口の広場でとることになりました。

それぞれ用意の具材で、雑煮とぜんざいを作ります。2時間もサイクリングしたので、おなかが減って、私はおもち5個もいただきました。

ちょうどこの時間帯は空も晴れ、陽だまりでゆっくり1時間半も食事休憩となりました。

昼食後、13:30、ハイキング開始です。通常の表参道は頂上の高御位神社参拝者が多く、途中ささゆり道(けもの道)に入り、頂上を目指します。

岩場の急な上りが多いですが、歩く人も私たちと後をついて来る青年一人だけです。展望が抜群でした、

頂上神社に14時過ぎ到着、それぞれ今年の祈願をしました。私はスキーの安全です。

ぶらっと5分ほど頂上からの展望を楽しみ、下りに入りました。

ここが私が最適と思うスキートレーニングコースの下りです。新年の挨拶を多くの家族連れの参拝者と交わしながら下ります。

正月の雰囲気が味わえる気分のいいコースです。 

下山後、加古川駅を目指して戻りますが、今度はほぼ真南へのコースをとります。

ほぼ下りが多いので非常に楽です。

そして、加古川バイパス側道を東に進み、加古川右岸河川敷を通り、加古川駅に着いたのは15:50でした。

強風に悩まされた1日でしたが、予定どおり実行できてよかったです。

12月28日(日)、トレ部六甲山魚屋道(ととやみち)ハイキングを行いました。

トレ部2014年の最終行事です。

魚屋道というのは江戸時代神戸深江の浜から六甲山を越え、有馬温泉に魚を運ぶ道として利用されていました。

今はハイキング道として残っています。

阪神深江駅から六甲山の山頂近くを通り、有馬温泉に行くコースです。

全長約12km、健脚なら4時間で行くと言われていますが、今回のメンバーで6時間です。

昼食や休憩をとりながらですからまずは順当なところです。

参加者は7名でした。

スキー協・・3名

労山垂水HC・・3名

一般・・1名

男性4人、女性3人のパーティでした。

魚屋道の起点となる阪神深江駅を9:00スタートです。ここから真っ直ぐ道路が北へ走っています。

魚屋道は有馬温泉への最短コースですから、できるだけ回り道をしないようにコースがあります。

市街地を通り抜け、阪急電車のガードをくぐると稲荷神社に出ます。

ここで参拝し、またずっと北に進むと、登山口になります。歩くこと20分程度です。

ここから早川という川に沿って、上へ上へと進みます。

登山路といってもあまり歩く人がないコースで、落ち葉が一杯あり、山道が不明なところが各所にあります。

ちょっと谷筋で陰気なコースです。

六甲山の一番人気コースは芦屋ロックガーデンですが、ここを通っても魚屋道と合流するので一般ハイキングの人は通常そちらを通るようです。

スタートから1時間10分で尾根に到着です。ここにカエル岩という大きな岩があり、休憩しました。尾根上ですので展望は開けてきました。

今日の天気は午前晴れ、午後曇、夕方雨の予報ですので、なんとか有馬までは雨は降らないという見込みでした。

ちょっと寒いながら、ここ尾根まではやはり上りは汗をかき、上着をとります。

尾根がずっと続き、最終芦屋ロックガーデン風吹岩に10:40到着です。

多くのハイキング客とともにここに住まいしている野良猫3匹にも出会いました。ハイキングの人に食料をもらっているようで、みんな丸々太っています。

10分ほど展望を楽しみ、ここからさらに北に上ります。岩場のアップダウンを抜け、芦屋ゴルフ場を抜け、雨ヶ峠に着いたのは12:00でした。

何組かのパーティが昼食をとっています。私たちも丸太のベンチに座り、昼食です。だんだん寒さが出てきました。

雨がポツリと降ってきました。

あれ、大変、このままいくと雨中行進かと思われましたが、その後はやんだようです。早く食事をすませ六甲最高峰に向かって歩くことにしました。

住吉川に下り、川を渡って、七曲りの急坂となります。

今回一番ハードな箇所です。

ちょっと隊列が乱れてきました。私がトップを歩いていましたが、後方から休憩をという声がかかります。

目指す最高峰下の一軒茶屋はもうすぐなので、歩行を緩め、なんとか全員12:30到着です。

最高峰まで行きたいという女性が一人あり、10分程度で戻って来てもらうことにしトイレ休憩しました。

12:40、今度は有馬温泉への下山開始です。昨年はコースに雪が残っており、難儀しましたが、今回は幸いなことに路傍にわずかに残るのみで、スリップするようなことはありません。

下りはMさんをトップに整備されたコースを順調に下りました。

ただ、何か所が今年の秋の風水害でがけ崩れもありましたが、歩行には影響はありません。

下る途中、小雨が降ってきましたが、有馬温泉銀の湯に15:00到着です。

ここから銀の湯足湯につかる人や神戸に早く帰る人など2人ありましたが、残る5人は有馬温泉で有名なケーキ屋さんのコーヒーを飲みながら締めとしました。

2014年のトレ行事はこれで終了です。

年末も押し迫った12月25日(木)、トレ部京都寺社ウォークを行いました。

目的地は嵐山、嵯峨野地区です。

参加者は6名で、男性3名、女性3名でした。

京都で嵐山といえば、祇園と並んで観光客の多いところです。

この日は年末の平日とあって、そんなに人出はありません。

11月の紅葉期でしたら、渡月橋を渡るのも大変ですが、渡る人もわずかです。

ウォーキングで京都に行くなら冬季です。

この日は阪急嵐山駅に9:30集合し、スタートしました。

コースは嵐山(亀山)公園を越え、常寂光寺、化野念仏寺を経て、清凉寺に行き、また嵐山駅に戻るという順路です。

渡月橋手前で人力車の青年が手持ち無沙汰そうに客を待っています。

中には若い女性の車夫(婦)もいます。大変な体力がいると思うのですが、需要があるのでしょう。

嵐山公園を過ぎ、ほどなく竹林の道入口です。そんなに人はいませんので竹林がずっと見渡せるのがいいです。

その後、去来の落柿舎の前を通り、小倉山山麓の常寂光寺へに入りました。

平安期に藤原定家の別荘があった所です。京都屈指の紅葉名所ですが、今やすべて落葉となり、それだけ周囲が見渡せます。

一番高い所に多宝塔があり、京都市内が見渡せました。

東の比叡山山頂は雲の中でした。

その後、化野念仏寺参観後、奥嵯峨野のレストランで昼食です。人通りも少なく、この日は閉店の所も多くあり、見つけるのに苦労しました。

最後に清凉寺、浄土宗の大きな寺です。

光源氏のモデルと言われる源融(みなもとのとおる)の山荘があったところを寺にしたそうです。

大伽藍のお寺でした。

門前の道を真っ直ぐ南に下ると、天龍寺前に出て、渡月橋に戻ります。

14時過ぎとなりました。ここで解散となり、あとは自由行動です。

釣、松原、福田は嵐山駅に向かいました。

12月23日(火・祝)は第26回加古川マラソン大会の日でした。

この大会はフル、10km、5km、3kmの各部があります。

加古川河川敷を走るのですが、非常に人気のある大会です。今回の申し込みは6456名、そのうちフルは4700名です。

私はいつも10kmで申し込んでいるのですが、今回はもう申し込み枠が満員になり、5kmを走ることにしました。

全くこのところ走る練習はしていないのですが、5kmぐらいは大丈夫と思ってスタートしたのですが、これが誤算でした。

183名のエントリー中143位、タイム34分59秒でした。追い越された人はほぼ全員ちかく、追い越した人は数人です。

この部は中学生、高校生が半数を占めています。

早い早い、あっという間に通過します。

天候もよくほぼフラットのコースですので、走りやすいのですが、この日は全く足が前に出ませんでした。

備えあれば憂いなし。新春武庫川ロードレースまであとわずかです。

年末年始に泥縄式にでも、走る練習をします。

この大会の後、いつも神鍋マラソンを走る仲間2名と、加古川駅前のカツ飯屋に行くことにしています。

目指す店が移転していたので、新しい店を見つけました。

洋食「エデン」、なかなかうまかったです。

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。(兵庫県勤労者スキー協議会)


12月21日(日)龍野鶴嘴(つるさき)山ハイキングを行いました。この山は姫新線東嘴駅北の揖保川東沿いに連なる連山です。

参加者は4名、私・N(スキー協)、Y(垂水HC)、F(一般)の男女各2名です。

この日は前日の雨もやみ、午前中は初冬の暖かい日差しとなりました。

播州地方の山の特徴ですが、この山も岩山が続きます。天然記念物の屏風岩も途中にあります。ふもとには兵庫県下最古の断崖仏もあります。

山頂は263mの標高ですが、200m台のピークが8つもあるという連山になっています。

断崖仏を見た後、麓の天神神社から9:50ハイキング開始です。神社の階段を地元の人が清掃していました。

親切な方々で、100段ほどの階段の上に社がありますが、それに続くハイキングコースの入口まで案内してくれました。

ずっと岩場が続きます。尾根上のコースは左に寄ると、絶壁です。できるだけ左に近づかないように注意して歩きます。

ちょうど登りにはいい気温で寒くもなし暑くもなし快適です。

だんだん高度を上げていくと、左に揖保川が見え始め、南に龍野市や姫路方面も眺められますが、眼下は田園地帯です。

昨日の雨で岩が濡れている所もあり、2回ほどスリップしましたが、ケガなくよかったです。タイコ岩など3つのピークを越えると頂上に到着です。

山頂は樹林帯ですが、ほぼ落葉しているので四方が見渡せます。

縦走路というコースになっていますが、平行に歩くというわけではなく、ほとんど一つのピークを上り、また下っては上っていくということで、低山ながらしんどいです。

それにコース上には落葉が一杯重なっていますので順路が分かりにくいです。何回か立ち止まってみんなで確認します。

「はりま歴史の山ハイキング」というガイド本にもけもの道という説明がありましたが、全くそのとおりでした。

下山口の東山公園に12:00到着です。ここは春は桜、秋は紅葉の名所ですが、この日は全く人気(ひとけ)はハイキングの途中を含めてありませんでした。

公園の東屋で昼食して、公園入口にある国民宿舎「志んぐ荘」に入りました。ここで新宮駅までの道のりを聞きます。

ここを出て、雨が降り出し、寒くなりましたが、揖保川にかかる吊り橋を渡り、新宮駅に着いたのは13:20でした。

ほぼ予定通りのコースタイムでした。

三浦剛太氏(プロスキーヤー)が日経新聞に「探検学校」というコラムを連載しています。

先日「四股(しこ)で膝のケガ防止」の記事が載りました。

ケガ防止のため参考になると思われますので簡単に要旨を紹介します。

「横綱白鵬の土俵は入りの見事さに息をのんだ。大きく足を上げて四股を踏むこれは柔軟性、バランス、強さの三拍子がそろっていないとできない。

相撲部屋には入ると 最初にケガ防止のため股関節を柔らくするため股割りを行う。

股関節が柔らかいことは力士の重い体を支えるための要である膝をケガから守るのにとても有効である。

膝関節は専門的に蝶番(ちょうつがい)関節といわれ、扉を開閉する蝶番と同じ仕組みだ。

股関節は球関節といわれ、前後左右、旋回など複合的な動きができる。

膝関節がつなぐ大腿骨と腓骨が同方向に一致して動く場合、膝関節はとても強いが蝶番構造は他方面から力が加わると極端に弱くなる。

スキーでも不意によじれたり過度に膝が内側に入ると、膝の靭帯や半月板が損傷してしまう。

この膝のケガは日常生活でもおこりやすい。階段を上り下りする時やしゃがむ時、膝がつま先より内方向に曲がる動作を繰り返すと大腿骨と脛骨の間の緩みができ蝶番構造がもろくなる。

それでケガを誘発しやすい。膝は常につま先と同じ方向に曲がるのが望ましい。

股割りがケガの防止に有効なのは、膝がつま先方向に曲がるよう大腿骨を調整できるからだ。

普段から股関節の柔軟性を保つ ことと階段の上がり下りの際、常につま先方向に曲げる意識を持つことが足の健康に重要である」と。

以上のようなことです。

ところで、スキーでの事故、ケガで私は苦い経験があります。

2000年5月、全国スキー協山スキー部が企画したヨーロッパオートルート滑走でのことです。

オートルートはアルプスでの山岳滑走ですが、関西グループ8人で出かけました。

あいにく天候が悪く、メンバーの体調不良もあり途中で中止になりました。

その代替案として、ヘリスキーでイタリア側からフランスモンテローザ峰まで飛びそこからスイスツエルマットまで滑降することになりました。

ところが、ツエルマットまでの氷河滑降の際、私はくぼみに突っ込んで、腓骨骨折をしました。

その際、ドクターヘリでツエルマットに降ろされ、病院で手術し1週間入院後、車いすで帰国しました。

オフピステをスキー場ゲレンデ感覚で滑走したのが原因です。

スキーは楽しいことが多いですが、危険と隣り合わせであることを初めて認識しました。

その後、スキーでのケガはありません。

初めての斜面はいつも慎重に降ります。

また、ケガをしないような体力を身に付けるよう心掛けることにしました。

10年ほど前から、週一のヨガ教室に通ってますが、股を広げるエクササイズは毎回あります。

毎月何回かのトレ行事も組んでいますが、それもケガの予防にもつながっているのかなと思っています。

スキーシーズンもいよいよこれから始まります。ケガのないようシーズンを過ごしましょう。

12月5日(土)、トレ部関連行事、山歩き(菊水山~鍋蓋山)と町歩き(西宮酒蔵通)の二つの行事を行いました。

まず、午前中は山歩きです。

トレ部では六甲全山4分割縦走を継続中ですが、この日は第2回目です。

コースは神鉄鵯越駅~菊水山~鍋蓋山~大竜寺~市が原~新神戸駅までです。

参加はT(ゆきどり)と私の2人です。

他の参加者がいないかと、駅で待ちましたが、現れませんでした。

鵯越駅9:00出発です。

男2人ですので、気楽です。

ところで、六甲全山縦走の内で一番傾斜のきついのは菊水山です。

標高458mの独立峰ですが、階段がずっと続きます。

高度を一挙に稼げ展望も素晴らしいので、登ったときの気分は爽快です。

この日は晴れの天気でしたが、風が冷たく12月に入ってこの日も低温が続きましたので、登りでそう汗をかくことなく、登頂できました。

1時間で到着です。

この日はボーイスカウトの学童たちが何人も全縦走をやっていました。

私たちと同じ市が原ぐらいまで歩くのだろうと思って「どこまで行くの」と聞いたら「塩尾寺(えんぺいじ)」までというのでびっくりしてしまいました。

宝塚市までです。 

山を駆け上がる子供がいましたので、「だめよ~ダメダメ」とは言いませんが、もっとゆっくり歩きなさいと注意しました。

菊水山の降りは岩場続きです。慎重に転げないよう歩きます。

天王吊り橋を越え、鍋蓋山の登りになります。若者たち6~7人の男女パーティが追い抜いていきます。

やはり全縦組のようです。

最後尾の男性がとても疲れたようで、完走は無理だと思いました。

案の定、一人のサポートを付けて、先行して行きました。

大竜寺を越え、市が原に到着は11:30です。休憩は菊水山頂での5分だけですから、とても早いコースタイムでした。

河原の陽だまりで昼食をとり、下りは残り少なくなった紅葉を見ながら新神戸駅に12:30に到着です。

4分割縦走の1日でしたが、こんな日があってもいいなという半日でした。

午後からは西宮酒蔵通のウォーキングです。

Tさんと新神戸駅で別れ、地下鉄、阪神に乗り、甲子園駅に向かいました。

来年1月10日(土)にトレ部協賛行事(主催:兵庫国公退職連)の西宮酒蔵通と西宮十日戎見物ウォーキングをします。

私が担当者ですのでその下見です。

阪神甲子園駅~甲子園球場~素戔嗚神社~今津灯台~今津六角堂~酒蔵通煉瓦館~宮水庭園~白鹿記念酒造博物館~西宮神社~阪神西宮駅と約8km、2時間にわたって歩きました。

町歩きは山歩きと違い、足元は大丈夫ですが、車に注意しなければなりません。

その点気を使いますが、いろんな建物を見るなど違う楽しみもあります。西宮駅16:00到着です。

万歩計は3万9300歩を指していました。よく歩いた1日となりました。

12月4日(木)、トレ部協賛行事(主催:垂水HC)の神戸市北区のしあわせの村を中心とするハイキングをしました。

私はこの垂水HC(ハイキングクラブ)で平日ハイキングの係をしています。

この日の降水確率は60%でしたが、豪雨でないかぎり必ず行くことにしています。

スキー協からの参加はありませんでしたが、3名の参加で行いました。

雨なら行かないというHC会員もいますが、そう危険でないコースなら、なかなか面白いのです。

今回のコースはその一つでした。

神戸電鉄藍那駅~相談ヶ辻~しあわせの村~ひよどり森林公園へと歩きました。

10:00出発、13:30終了、3時間半の行程です。細かい雨がずっと降り続きました。

こんな天気ですので、ハイキングで出会うパーティはありません。

神戸市内でもこんな静かなところがあるのだと再認識しました。

神戸市北区藍那地区、山また山に囲まれた集落です。ここに神戸電鉄の藍那駅があります。1日の乗降客は7~80人です。この日、10時集合としていましたが、この時間帯に降りたのは私たちだけでした。神戸市の秘境といってもよい地域です。

三草山の源平合戦で勝った源義経の鵯越への進軍路のいずれもが藍那を経由しており、藍那の辻、相談ヶ辻を通り鵯越の奇襲に向かったとされています。

相談ヶ辻は道が左右に分岐しており、この場所で、義経が進 路を左にとり鵯越に出るか右にとり白川に出るか軍議を開いたと伝えられていますが、今回のコースはこの義経の道を歩くことが目的でした。

この藍那地区は昔は茅葺の家が多かったようで、今はトタン屋根になっています。駅北に大中寺があり、そこからこの地区全体が見渡せます。

戦前は農村歌舞伎の舞台が2つあったようで、今はもうその面影はありませんが古い建物が残っています。

藍那の辻に宝篋印塔があり、南北朝時代の建立と思われる和泉式部の墓と、藍那駅東側にある南北朝時代(永和2(1376))建立の宝篋印塔が紫式部の墓であると言われる墓があります。

そこを見に行きました。

真実かどうか分かりませんが、なかなか由緒がある土地柄です。

幅2~3mの舗装道路のコースで、最初は急ですが、ゆっくり森の中を歩きました。1時間ほどアップ気味に歩くと、星和台団地に入ります。住宅街の中を歩くこと20分でしあわせの村に入ります。

しあわせの村はあふれる緑に包まれ、赤い屋根と白い壁の建物があり、こどもからおとなまで、お年よりも障がいのある人も、誰もが楽しめる総合福祉ゾーンです。

205ヘクタールの広大な敷地内には、自然を十分に生かしながら、高齢者・障がい者の自立を援助する福祉施設をはじめ、運動広場、芝生広場、キャンプ場など、多種類の屋外スポーツ施設、レクリエーション施設、宿泊施設、温泉施設などがありま。

私はここにあるシルバーカレッジ(高齢者大学)の卒業生ですが、現在は、テニスコートでシルバーの仲間と週2~3回テニスを楽しんでいますので村内の様子がよくわかります。

11:30にここのセンターにあるレストランで昼食しました。745円の日替わり定食は好評でした。

その後、ひよどり団地の中を歩き、その周囲にあるひよどり森林公園に入りました。

ここは、神戸市が造った森林公園です。来訪者が少ない山の中の公園です。この公園は面積約530haの広さを誇り、山麓バイパスを跨ぐやまびこ橋で南北二つのエリアが結ばれています。

北ブロックは起伏の多い山歩きコースですが、南ブロックは瀬戸内海を見下ろす散策コースで神戸の市街地や神戸港、明石海峡大橋などが一望できます。

この日は、雨がずっと降り続き、地面もぬかるみ始め、ちょっと危険なので、北ブロックのみの歩きとしました。

公園入口近くのひよどり1丁目バス停でこの日は終了としました。13:30でした。

11月30日(日)夜、兵庫県スキー協のスキーシーズン開始にあたっての前夜祭が神戸三宮 石井スポーツ店でありました。

事前の宣伝が遅れたこともあり、参加者は9名でした。どんぐり6名、Active2名、パッション1名の参加者でした。

17時過ぎから19時近くまでありました。最初に今年1月の県フェスティバルの研修ビデオ観賞です

各研修参加者の滑降の模様が映し出され、上級指導員の兵庫スキー協理事長の解説がありました。

次にこの石井スポーツの専属デモの野々村さんのスキー滑降上達法の説明がされました。

SAJの教程が昨年改訂され外足加重が強調されているが、上級者になるほど内足にしっかり乗ることがよりスムーズな滑りになるということでした。

ただ初級者の安全のためには外足を重視しなければならないとも言われました。

そのほかの注意点に次のようなことの話がありました。

1、スキーの回転時に傾きが必要だが、傾いているようで傾いていない。

2、横滑りができない指導員がいる。

3、スキーの方向に体が正対するだけではいけない、外向傾も取り入れる。

4、体はまっすぐに立つ。

5、前傾はしない。

6、角付けを早く行い、トップを早くとらえ下りを早く抜け出す。

7、脚の大きな筋肉を使う。

等々です。

 

靴も進化しているし、ロッカースキーがすべてではないが、多く出回りだす時代となっている。

カービングオンリーではなく、楽なスキー操作が今のロッカーではできるようになってきた。

女性用では6万円程度だ。

ということで、スキー人口が減っているが、もっともっと若い世代にもスキーをやってほしいということもだされました。

最後に昨年の全国スキー協のベーシックパラレルDVDをみんなで見て、終りとなりました。

このDVDはなかなか出来がよく、私は初めて見ましたが、非常に参考になりました。