今週の月曜日に放送された「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」で俳優兼お笑いタレントのなすびさんが登場されたのです。



↑なすびさん



なすびさんと言えば、かの伝説の番組「進め!電波少年」の中のコーナーで「電波少年的懸賞生活」をやってのけたもう偉人と言っていい存在の方です。




どういうコーナーだったかというと



人は懸賞だけで生きていけるのか?という問いに答えを出すべく、なすびさんがひたすらハガキで懸賞を応募し、当選総額100万円に達するまで


アパートの一室から出られないという


今やると完全にアウトな企画だったのです。




で、遂に総額100万円を超えて解放されたなすびさんですが


どれくらい軟禁されていたかというと



1年3ヶ月


拘束されていたのだとか。



まず常人なら気が狂いますね。


しかも食べ物は懸賞で当選したものだけですから。



生米をそのまま食べたり、ドッグフードで食い繋いでいたというエピソードもあります。




さて、こういうトンデモな番組に必ずついてまわる噂が


「どーせヤラセなんだろ?」という意見。



これについてなすびさんはラジオにて「ほぼ実話」と言っておられました。



「ほぼ」とはどういうことか。



懸賞生活が始まってもいきなり応募が当選するはずもなく


だけど食べないと死んじゃうので企画が始まって最初の2週間ほどは


スタッフさんからカンパンが支給されていたらしいです。


カンパンって・・・。



それから初の当選品でゼリーが当たって以降、「当選したんだからもうカンパンは必要ないだろ」って没収されてから

あとは番組の放送がそのまま実話として放送されたみたいです。





やばい😅






さて、そんななすびさんですが


なんとこの度、イギリスで制作されるドキュメンタリー映画で取り上げられたそうです。



その名も「The Contestant



この映画化にあたりイギリスの製作者たちはなすびさんをインタビューした際


あまりに壮大な電波少年時代の出来事に


「あなたがすべきことはまず人権を侵害した製作者相手に訴訟を起こすことだ」


と、本気で心配されたんだとか。




さて、そんな経緯も含めたドキュメンタリー映画とのことですが

本筋はまるで違うものだといいます。



なすびさんはエベレスト登頂に成功した方なのですね。


もともと登山好きだったという訳でなく、むしろほとんど初心者だったという。


そんななすびさんがなぜ世界最高峰のエベレストに挑んだのかというと



東日本大震災の復興を願い地元の人に元気を与える啓蒙活動として取り組んだという。



過去にもエベレスト登頂の失敗した経緯があったとのことで


山頂までわずか150メートルという手前で登頂を断念したとも。



これに対し辛坊さんは


「150メートルなんてすぐそこじゃん!そのまま走っていけば良かったのに!」と野次を飛ばすと



なすびさんは「テメー辛坊!一回登ってみろよ!」と激しく応酬w


まぁ僕も150メートルってすぐそこじゃんって思ったクチですがやはり全然違うのでしょう。

むしろ命を駆け引きする極限の精神状態の中でよく引き返すという英断をできたなと思うほどです。




そんななすびさんの勇気と希望を与える半生を描いたのがThe Contestantなのですね。





本当すごい人です。




















いや、それに比べてね。






政治とカネ献金問題が次のニュースに取り上げられたのですが



どっちが国民に勇気を与えてんだって思った次第。









えーなになに?








パーティーなどの収支報告書漏れ。だと?










お食事券出さなかったから汚職事件になっちまったじゃねぇか!!

これが言いたかっただけ☝️













収支報告漏れした議員に告ぐ。












おめーら全員エベレスト登れぇい!!