兵庫県は旧分国でいいますと摂津(西半分)、播磨、但馬、丹波(西半分)、淡路の五国で成り立っています。

 一般には旧分国が一つか二つ、お隣の大阪府でも摂河泉とよばれるように三国ですから、かなり珍しい県であります。

 それぞれ気候風土も住んでいる人の気性も、地の言葉もちがうので県民性というのもひとくくりにできず、かつて存在した多民族国家をもじってヒョーゴスラビアなどと言われたり言われなかったり(^-^;

 

 さて、こんなに広いわが兵庫県、そんなことで播磨、丹波、但馬と摂津、播磨、丹波の三国境が県内にあります。

 

 今回は播磨、丹波、但馬の三国境、その名も三国岳に登ってきました。

 

 旧播磨国の多可町、「道の駅かみ」から登っていきます。

 渓流沿いの林道から尾根にとりつき、しばらくすると主稜線の「三国峠」にでます。

 旧但馬国、朝来市生野町との境界です。そこからしばらく東北方向に進むと目指す三国岳の山頂です。

 はい、山頂につきました。

 旧丹波国、丹波市青垣町と接しました。まさに三国岳であります。

 

 随分と前になりますが、この山の東側、多可、青垣境の播州峠の旧道では道路の災害復旧業務をさせていただきました。また、この西側の朝来市、神河町境の林道黒川新田線、これも災害復旧業務をさせてもらいましたし、多可町では国道427号の局部改良も担当させていただきました。

 この山のあたり、まさに身も心も鍛えられた場所であります。(^-^;

 

 来れてよかったです。 ではまた(^^)/ みわ