先日、娘の体育祭を観に中学校まで行ってきました。校舎のベランダ部分に、「心・技・体」と描かれた横断幕が目にとまり、さすが成長盛りの中学生に言って聞かせるには、なかなかナイスな文言だと想いました。


「心・技・体」はスポーツ界でよく用いられる表現として、精神と体力と技術はそれらのバランスの上成り立っているということを表しているようです。とりわけ勝負事においては体力と技術があっても、メンタル面での強さが勝敗を分けることがあります。


この「心・技・体」ですが、この建設関連業種に従事する技術者にも通じるものだなぁと想っています。

心・・・邪心の無い純粋な気持ち、或いは顧客のために純粋にいい仕事をしようとする気持ち

技・・・技術力、あるいは技術者として持てるノウハウ、経験、知識

体・・・少々無理をしてでも業務をこなすだけの体力、持久力など


一言でいうと、「健全な魂と体があってこそ優れた技術力が発揮できる」と解釈しています。(やや強引ですが。)

技術力を磨く前に、心と体を磨く必要があるのではないでしょうか。


会社では、技術者の資格取得に力を注いでいます。大切なのは、技術者としての自分自身がそのライセンスをもって、誰にどうしたいのかを今一度、明確にする必要があると思います。

会社が推奨しているからとか、手当てが付くからとか、という考えも否定はしませんが、それ以上にもっと大切なその先を見通して、有資格技術者個人として、地域にどのように貢献できるかを見つめなおすことも必要ではないでしょうか。そして、そのような優秀な技術者の組織集団が、兵庫エンジニアリングである。というのがベストですね。

いろいろな人とコミュニケーションとしながら心を磨き、これといった体調管理をせず体力(耐力)を維持しながら

研鑽する(最近あんまりしていない) 吉森でした。