東北関東大震災の発生から10日がすぎました。
阪神淡路大震災のときもそうでしたが、被災していない地域に暮らす自分の日常が淡々とすぎていくことと、報道で知る被災地域の方々や福島第一原発で「命がけ」で戦っておられる方々とのギャップに混乱しそうになります。
東北地方の測量、建コンの技術者のみなさん、既に緊急点検などで災害対応にあたっておられると思います。
本当にご苦労さまです。長丁場になりそうです。くれぐれも無理なさって心身をこわされませんように。
テレビではそろそろ、お笑いタレントがふざけて、無理からな笑い声を効果音に使う番組が放送されはじめました。
国難と煽り、節電を呼びかけるニュースの一方ではどうでもいいような番組を放送する。
経済とか景気とか、難しいことはわからないけど、「こんなときぐらい」とか、「今はまだ、」という多くの国民の気持ちとズレているような気がしてなりません。
技術士の登録証が届きました。
日本国政府の紋章である桐紋が型押しされた立派なやつです。
被災地で合格された新技術士の方には郵便事情でまだ届かないんだろうなと思いながら、うれしさが半分、申し訳なさが半分の登録証となりました。
この資格の「公益確保の責務」って何だろうと、試験の時より今のほうがずっと考えています。