皆様 こんにちは。
 
今日はあいにくの雨模様です。
 
降ったり止んだりとすっきりしない空とにらめっこしながら、
 
今日は技術部の久下氏と一緒に『井戸調査』に行ってきました。
 
『井戸調査』ってなに?って思う方もいらっしゃるかと思います。
 
井戸は古くから主に飲料水として貴重な水源でした。
 
現在のような上水道が完備された時代でも生活用水、農業用水など
 
飲料水以外にも様々な用途に役立っています。
 
井戸は地下水をポンプにて汲み出し、
 
一般の水道と同じように蛇口をひねると水が流れ出してきます。
 
外温の影響をほとんど受けない地下水のため、
 
夏はひんやり冷たく、冬には少し暖かく感じます。

また、井戸は地下水を利用するため、周辺で工事があればその水脈が変わる可能性があります。
 
そのため公共工事などでは、その工事の施工前、施工中に周辺の井戸を調査し、
 
掘削(床掘)などによる影響がないかどうかを調べているのです。

他にも地盤改良などによる薬材の混入、水質の変化などもしっかりと調査します。



これは井戸調査中の写真です。

丹波市の測量設計屋さん-井戸1

先日の雨による影響で少し濁っています。


ちゃんと水位も測定します。

丹波市の測量設計屋さん-井戸2


また、直接測定が難しい場合などは、ポンプにより水質、水量を測定し井戸の状態を判断しています。

丹波市の測量設計屋さん-井戸3

200リットル貯まるまでの時間を測定中。
なぜ、200リットルなのか?
それは家庭で使われる1日の使用量がだいたい200リットルと言われているからなのです。


こんな感じで無事調査を終え、会社に戻りさきほどの調査資料を整理していきます。

これが『井戸調査』です。

皆様のお宅にもまたお邪魔するかもしれません。

その時はよろしくお願い致します。