もう最近、冒頭に「御無沙汰」という単語しか使っていない気がします。
どうも、脇坂です。
蒼木鞠子さん主宰の公演に携わらせて頂いておりました。
宰団紡人企画「秋心SUMMER」
両チーム無事に千秋楽を終えまして、好評を頂戴していたようで、何よりです。
一年ぐらい舞台やらず、4月に頂いたお話から、コロコロ転がって今回企画・運営をやっていました。
まあ本当に良い座組でした。
自分の芝居人生の中でも類を見ないぐらい。
打ち上げ後だからかもしれませんが、その余韻に浸るのも悪くないかと。
久々に出演者様の一行紹介なんぞやります。
五十音順、敬称略で。
・蒼木鞠子
芝居バカ女優。
4月にも一緒にやっていましたが、彼女の新しい一面が見れたかなと。
あとすっぴん。
・石井一輝
真面目なジーニー(体格のみ)。
恐らく稽古期間中、一番ダメ出しが多かったけど、「この人には何でも言える」っていう
彼の人柄がそうさせていて、常に他人に気を使っていた。
でも無茶ぶりには対応出来てなかった。
・伊藤まさね
人を殺す眼を持つただの人見知り。
ワークショップで御一緒していて、舞台をやったことがなかったけど、
彼女がどれだけ成長し、どれだけの感動を御客様に与えたかは全員がわかるはず。
人見知りは治らず。
・大平栞
もはや腐れ縁に近い、こんがら女優。
色々あって御出演頂きましたが、今後もきっちりとお付き合いをさせて頂きます。
公私は別で。
・押尾江里子
明け透けなムードメーカー。
オファー自体はかなり後半の方でしたが、稽古場では常に明るく、座組を盛り上げてくれて、
本当に御一緒出来て良かったです。
もう少し男性に興味を持って頂ければ。
・折原つかさ
ちっちゃい巨人(学生)。
本読みから号泣していた印象。
いまだにカーテンコール後も泣いていて、将来が期待出来る女優さん。
趣味はかなり心配ですが。
・小山雲母
酒が強い寺娘。
ストレートプレイはあまりやられた事がなかったらしく、
自分の芝居に終始悩んで真摯に演技に取り込んでいたけど、本番ではやりきっていた印象。
昔のあだ名は「きられぼ」。
・鎹さやか
静かに存在感がある仕事人女優。
5~6年前に共演して以来、久々に御一緒させて頂いた女優さん。
あの頃から色々な経験をして本当に素晴らしい女優さんになっていて心から感動しました。
数少ない脇坂を叱る人。
・木下美音
七色の笑い方をする音大生。
きちんと周りを見ながら、コミュニケーションをとりつつ、自分の演技と向き合い、
真面目に芝居に取り組んでいた印象。
丸元と脇坂を見るとすぐ笑う。
・kyoro
歌も楽器も出来る目力強い人。
御自身で色々な事を主催したり、多ジャンルに渡って活躍されていて、
癖のある演技ではあれど、経験を積む事で絶対に良い女優になると思います。
稽古中のボケに一回も笑わなかったけど、ハケ裏で笑わせたから俺の勝ち。
・桜羽萌子
おそらく違う次元が生活圏なふわふわ系。
稽古序盤から自分の課題に気付いて、最後まで眼を逸らさずに本番に向かっていき、
結果を残していたと思います。
多分、田名瀬の事が嫌い。
・鈴木雄大
面倒見がある寡黙なお兄さん。
稽古中悩んでいる人がいると、隣に言ってアドバイスをし、自主練にも付き合って下さっていました。
ボディタッチ多め。
・橘奈穂
多方面の舞台知識を持つ芸達者。
過去に劇団に所属されていた事もあり、様々な事を助けて頂きましたが、
いつか彼女が純粋に役者だけを出来る舞台を作りたいと思える女優さんでした。
たまに目が怖い。
・田名瀬偉年
圧倒的演技派若手座長。
劇団時間制作所属の俳優で、今回脚本だけではない舞台演劇としての魅力を全力で引き出し、
座組を引っ張ってもらった名実共に「座長」でいてくれて、本当にオファーして良かった。
毎回俺の顔見て素笑いしていたのは許さん。
・月田悠貴
二股似非イケメン。
4月の公演から縁あって今回参加して頂きましたが、座組全員から弄られる愛されキャラで、
実は色々と助けてもらってました。
背が高いけどイケメンじゃないから許す。
・直井よしたか
スピカエージェンシーの人。
打ち上げの時にも話したけど、もう一緒にやるのが10回目ぐらいなので、そんなにコメントする事がない。
客出しでちやほやされるのムカつくぐらい。
・丸元浩司
コント「稽古」の相方。
稽古序盤は別舞台の本番でなかなか参加出来なかったけど、本番では役に負けない良い芝居を
してくれて、より信頼出来る良い俳優になる事を心から願っています。
調子にのるのが悪い癖。
・山下健太
気付いたら隣にいてくれる優しいお父さん。
今回、かなり大変な役所で本人もずっと悩んでいらっしゃいましたが、
劇場に入ってからはグンと良くなって、しっかりと御客様に父親としての悲哀が伝わっていました。
でも飲んでる時が一番良い芝居しそうだった。
・脇本美咲
顔は宝塚、中身は農家。
初めて立ち稽古に入った時には飄々と無難な芝居をする印象だったけど、
実は凄く周りの人間や自分の感情に対して反応していて、
座組でも空気を読みながら皆のモチベーションを上げてくれていました。
ワッキーって呼ばれると俺が反応するから止めてほしい。
以上!
まあー、今回は良かったですわ。
色々な事を学ばせて頂きました。
一年休んで、4月で肩慣らしして、今回本格的に復帰って感じですかね。
以前の団体と違って主宰ではないので、集客数などは僕からは言えませんが、
予想よりもはるかに多かったです。
一重にこの作品を愛して頂いた証かなと。
出演者様、スタッフ様、御客様に心より感謝致します。
そして主宰・演出の蒼木鞠子、頑張ったね。
多分今回凄く沢山の経験をしたと思います。
全部糧にする必要はなくて、ゆっくり自分の中に浸透していく事を願っています。
決して全部が上手くいった訳じゃないし、脇坂が至らなかった点も多々あります。
ごめんね。
でも1%でも君がやりたい事が叶えられていれば、一緒にやれて良かったです。
また何かあれば宜しく。
そんなこんなで無事に終えたようで、残作業に疲れてきたので、暇潰しにブログを更新しました。
皆様またどこかで。