ひょうごボランタリープラザ 茨城県常総市水害被災地支援 ボランティアバスの実施
ひょうごボランタリープラザでは、関東・東北豪雨で甚大な被害を受け、今なおボランティアニーズが高く、ボランティアの募集範囲を全国に広げて支援を求めていた常総市へも、ボランティアの大幅な不足が見込まれる10月第2週の3連休明けに災害ボランティアバスを実施し、兵庫県災害ボランティア20名の皆さんが活動されました。
○期間 10月12日(月・祝)晩~15日(木)朝(現地1泊 車中2泊)
※現地活動10月13日(火)~14日(水)2日間
○活動場所 茨城県常総市 三坂地区(13日)、玉地区(14日)
○活動内容 泥出し、ゴミや小石の撤去
1 10月12日 出発
台風18号(平成27年9月関東・東北豪雨)による被災地へのボランティアバスの派遣。
9月の宮城県大和町への派遣に続き、甚大な被害を被った茨城県常総市に向けて20名が出発です。
2 10月13日 活動1日目
翌朝、常総市災害ボランティアセンターの団体受付がある常総市石下庁舎に到着。
この日の活動に備えて、準備運動を念入りに行います。
1日目は、鬼怒川の土手が決壊し浸水した三坂地区にて3班に別れ、活動です。
公民館の床に入り込んだ泥を掻き出すため床板を外したり、
農道や民家の庭に入り込んだ泥や小石等掻き出しを行いました。
この日には神戸から現地で活動されている「被災地NGOセンター」足湯隊の皆さんにもお会いしました。
http://2015higashinihongou.blog.jp/
2日目は、鬼怒川の水が土手を越え、濁流が住宅街を飲み込んだ玉地区にて活動です。
越水した土手には、仮堤防が作られていました。
民家の庭や側溝に入り込んだ泥や砂利の掻きだし、
フェンスに絡みついたゴミの撤去等を行いました。
災害ボランティアセンターではお借りした資機材を洗って返却し、
最後は、長靴の消毒や、手洗い・うがいを行い終了です。
全員怪我なく、無事に活動を終えることができました。
常総市では、今なお300名を超える(10月15日現在)方が、避難所での生活を余儀なくされています。
今回主な活動であった泥や小石の掻き出しの他、避難所での炊き出しや足湯ボランティア、また住宅から流され泥に埋もれた思い出の品などを探す活動等も続けられています。
ぜひ、息の長い支援をよろしくお願いいたします。