ノアの事を相談されたのは
年も押し詰まった12/26

天気予報では
これから年末にかけて
寒波が来ると言っています。
超小型犬が外で暮らすには辛すぎます。

キャリーとバスタオルと
革手袋を持参し
福祉関係者とともに
飼い主さん宅に行きました。

お庭の中を逃げ回るノアを
隅に追い詰めて捕獲
もちろん、激おこムキームキームキー

我が家に帰ってからは
怒りと不安が交錯しています。



住み慣れた庭に帰りたいと
ゲージを噛みます。

ごめんね、ノア
あなたの家族はあなたと一緒に
暮らせなくなったのよ。





危害を加えるかもしれない
危険な奴とばかりに
ゲージに近づくだけで私を威嚇します。




福祉関係者から凶暴だとは
聞いていましたが
予想の斜め上をいく
凶暴ぶりでした。
私の経験の中では最強です。

しかし、元の場所に戻すことはできません。
さて、これからこの子が
どこまで変わってくれるのか
と、一抹の不安を覚えるのでした。



ノアとの距離感が少し掴めた頃に
最低限のメディカルチェックを受けに
動物病院に連れて行きました。

フィラリア陰性
血液検査も大きな異常なし
しかし、ワクチンや去勢等の
積極的な医療処置は
所有権が飼い主にあるのでできません。

病院でも待合室に響く
ノアの激おこの声チュー

ノアとの関係修復の先は長そうです。



飼い主の親類等も
ノアを引き取る気配はないので
福祉関係者と行政に
後見人が決まれば
教えてもらうようにお願いしました。


               つづく