離乳が完了し、1回目のワクチンが済んだ生後2ヶ月辺りから、一人一人と我が家を巣立って行きました。
ピーちゃんが子犬達を探し回るのではないかと心配しましたが、そんな様子は見られませんでした。


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最後に2頭の子犬が残りました。図らずも残ったのは、最初に仮死状態で生まれた女の子と日付が変わって生まれたビッグな男の子。
女の子の方は生まれた時から毛の色が白っぽく、鼻先の短い乳児の頃にこの仔を見た知人が「なんだかアザラシのゴマちゃんみたい」とのたまわれてから、この子はゴマちゃんと呼ばれるようになりました。

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男の子の方はズドーンとした体型で顔がムーミンみたいだったので、わたしが仮称「カバちゃん」と命名しました。
私のネーミングセンスの悪さはこの頃からだったようです(涙)

ゴマもカバちゃんも希望者の方が決まっていました。

そして、とうとう二人を希望者のお家にお届けする日が来ました。二人を車に乗せ、まず1件目のカバちゃんの希望者さんのお家へ。カバちゃんの到着をとても楽しみにしてくれていて、環境も理想的です。一緒に連れて行ったゴマを見て、ウチで一緒に迎えてもいいと言ってくださいましたが、ゴマには希望の方がいたので、ゴマを希望する方がゴマを気に入らなかったら、と伝えてカバちゃんだけを託しました。
そう、ゴマの希望者さんはまだ、ゴマに会ったことがなかったのです。


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ゴマを希望している方は養鶏を営んでいました。田舎の養鶏場にはイタチやキツネが出るので、番犬として期待しているとのこと。夜も鶏舎で鶏達と過ごしてもらうと。子犬を産ませることも考えていると。

結果から言いますと、お断りしました。
ここで多くは語りません。
色んな考えがあるでしょうが、ゴマには適さない環境だと判断しました。
仮死状態から蘇生して、ここまで大きくなってくれた愛しい愛しいゴマですから、不安があるところには渡せません。

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ゴマはどこのお家に行くのだろうか。カバちゃんのおうちは理想的ですが、コーギーの子犬二頭は中々ハードルが高いと思われます。
では、また新聞等で募集するのか❓

ここで相方が言いました。
ゴマちゃんはうちの子にしよう。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

うれしい〜〜❣️

元々は全頭うちに残したいと思った私ですから、一人でも残ってくれるなら、天にも登る、いえ、宇宙に突き抜ける嬉しさでした。

という事でゴマは我が家のコーギーとなり、予想だにしなかった多頭飼いの仲間入りをしたのでした。

ゴマが残ったことでピーちゃんも子犬ロスにはならずに済んだようでした。

さて、ここでピーちゃんのお話は一段落。
次は何を書こうかなー❓
‥次はいつ書くのかなー❓