さて、大変な出産を終えてホッとしたのも束の間、これから7匹の子犬の子育てが始まります。

と、何事もなかったかのように突然再開するこのブログ。あ、今までの経過はこちらから前の記事を読んでくださいね↓。


初産で7匹の子育て。初産の子は子育てが下手だったり、最悪のケースでは育児放棄もありうるとの前情報にドキドキな出産翌日。


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でも、ピーちゃんは初産とは思えない子育て上手なお母さんでした。授乳も排泄のお世話も全く介助いらず。
トイレが外派のピーちゃんはトイレのために50メートル先の公園には行くものの、用を足すとダッシュで家に戻ります。大好きな公園の散歩もボール遊びもすることなく、子犬の事が気になって仕方ないようでした。
人間は子犬達をボーッと眺めて癒される幸せな毎日でした。

それでも、子犬は体重が順調に増えているかを確認する必要がありますから、毎日の計測と記録は欠かせません。もちろん、真面目に測りましたとも。

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一週間が過ぎ、一番小さく5番目に生まれた女の子の体重の増えが止まりました。ミルクを飲めていないのかと思い、他の子犬と違う時間にピーちゃんのおっぱいに吸い付かせたりしますが、数日経っても体重が増えません。元気がないわけでもありませんが、子犬なのに体重増加がないのは心配です。

結局、病院に連れて行きました。
病院でも子犬はピーちゃんのおっぱいに吸い付きます。おっぱいを吸う力が弱いわけでも、他の子の体重が増えていることを考えるとピーちゃんのおっぱいの出が悪いわけでもなさそうです。原因は分からず。人口哺乳を追加して、それでも体重が増えなければカテーテル授乳をしましょうと説明を受けました。

さあ、人間の出番です。ボーッと子犬を眺めていた優雅な時は終わり、寝る間を惜しんでの授乳が始まりました。離乳までは手間いらずとタカをくくっていたのに、一気に忙しくなりました。

5番目の子だけではなく、他の子にも追加することにしたので、時間との戦争です。数日でやっと5番目の子の体重がジワジワと増え始め、小さいながらも順調な成長を見せるようになりました。

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この時の子犬の授乳や排泄のお世話の経験が、後でレスキューする子達の役に立つなんて、この時は全く想像もしていませんでした。

子犬達はあっという間に1ヶ月を迎え、離乳食を開始することになるのですが、さらに忙しくなったこのお話は、また次のブログで‥。
子育てって大変だぁ〜(>_<)