風が吹けば桶屋が儲かる

朝が涼しくなった。

日中は暑いが、風は秋を感じる。

風が吹けば桶屋が儲かる。このことわざの意味は

風が吹く⇒砂埃が舞う⇒眼病を患い、失明する人が増える⇒三味線弾きが増える⇒猫の皮の需要が増える⇒猫の捕獲が増えて猫の生息数が減る⇒ネズミが増える⇒ネズミが桶をかじる⇒桶の需要が増える⇒桶屋が儲かる

周り回って一見、関係の無さそうな所に影響が及ぶと言う例えだ。

似たような理屈で、誰かからイヤな気持ちをぶつけられた時に、自分が風を起こさなかったか、考えてみる。

さん⇒さん⇒さん⇒さん⇒さん⇒さん⇒さんと回って自分に影響が及んでいないか。

可能性はゼロではない。

それならば、イヤな気持ちになるのは自分の責任。相手に腹をたてるのは、筋違い。私が悪かったわ～と言ってみる。

相手が感情のはけ口として言葉をぶつけてきたのならハッとして、いやいや、そんなつもりで言ったんじゃないのよ…となることがちょくちょくある。

負の連鎖はここで途切れる。自分が悪ければ、早く謝るに越したことはない。

己の欲せざること、人に施すことなかれ。

その通りとおばさんは思う。