三条大橋から鴨川を 眺める (2022年10月撮影)


自2021年2月〜至2022年12月 コロナ禍での日常が続く 以下 順不同に記ス。

◯🟢001 アニエスポワリエ 木下哲夫訳「パリ左岸1940-1950」(白水社)2年前に上梓された一冊。パリ占領下から、さまざまな人生がクロスする。

◯🟢002アニエスポワリエ 木下哲夫訳「ノートルダム フランスの魂」(白水社)2019年4月、焔に包まれた築850年の大聖堂、その歴史、価値、修復、再建のあり方を問いかける、渾身のドキュメント。

◯🟢003リルケ「マルテの手記」大山定一訳(新潮文庫)再読。パリの街中で醸し出す生と死の実存のありよう、、、

◯🟢004バルザック「ゴリオ爺さん」訳 平岡篤頼(新潮文庫)ゴリオ爺さんの父性愛を軸に物語が展開。でも主体は、パリの街、、、

◯🟢005オー・ヘンリー「オーヘンリー傑作集1賢者の贈り物」越前敏弥 訳(角川文庫)短編の巧者、O・ヘンリー。警官と賛美歌、忙しい株式仲買人のロマンス、洒落男の失敗、御者台から、第九十九分署の外交方針、金のかかる恋人、桃源郷のはかなき客、ハーグレイヴスのふたつの顔、アイキーシェーンスタインの惚れ薬、富の神とキューピッド、緑のドア、マックの救出代、振り子、自動車を待たせて、春の献立表

◯🟢006「オー・ヘンリー傑作集2最後のひと葉」越前敏弥 訳(角川文庫)二十年後、救われた改心、犠牲打、魔女のパン、水車のある教会、運命の衝撃、ラッパの響き、ジェフ・ピーターズの人間磁気、運命の道、都市通信、赤い酋長の身代金

上記2冊、オー・ヘンリーならわでのティストを味わう。

◯🟢007久住昌之×谷口ジロー「孤独のグルメ」(扶桑社文庫)久住氏のあとがき「釜石の石割り桜」もよい。

◯🟢008こうの史代「この世界の片隅に」上中下(双葉社)あわせて、DVDを観る。


◯🟢009水木しげる コミック「昭和史」(講談社文庫)全8巻。

◯🟢010手塚治虫「ガラスの地球を救え」(光文社)平成元年に他界したマンガ家手塚治虫、最後のメッセージ。

◯🟢011手塚治虫傑作選「瀕死の地球を救え」(祥伝社)うろこが崎 ブラックジャック ディンゴ 白縫 ブラックジャック 一ぴきだけの丘 海の姉弟 ザクレーター 雪野郎 鉄腕アトム 赤いネコ 再読。

◯🟢012手塚治虫名作集6(集英社文庫)白縫 ブタのヘソのセレナーデ コラープス 月と狼たち ヤジとボク シャミー1000
◯🟢013手塚治虫名作集4(集英社文庫)マンションOBA 春らんまんの花の色 ころすけの橋 モンモン山が泣いてるよ てんてけマーチ はなたれ浄土 二人のショーグン
◯🟢014手塚治虫「のろわれた手術(オペ)〜手塚治虫恐怖アンソロジー〜」(角川ホラー文庫) 溶けた男 蛾 猫の血 妖馬ミドロ 怪談雪隠館 夜の客 新・聊斎志異 女郎蜘蛛 ジャムボ 寿命院邸地下牢 深夜の囚人 新・聊斎志異 叩建異譚
◯🟢015手塚治虫「人間昆虫記」(秋田文庫)再読。
◯🟢016手塚治虫「グランドール」(集英社文庫)
◯🟢017手塚治虫「フライングベン」1 2(集英社文庫)
◯🟢018手塚治虫「ルードウィヒ・B」(潮ビジュアル文庫)
第1巻 運命の子フランツ
第2巻 音楽の都ウィーン
再読。
◯🟢019手塚治虫「手塚治虫名作集1ゴッドファーザーの息子」(集英社)ゼヒィルス 1985への出発 紙の砦 すきっ腹のブルース いないないばあ 悪右衛門 再読。
◯🟢020手塚治虫名作集3百物語(集英社文庫)
百物語(1放浪編 2恐山編 3黄金編 4下剋上編)安達ヶ原 荒野の七ひき ロロの旅路
◯🟢021作雁屋哲 画花咲アキラ「美味しんぼ83最高の豚肉」(小学館)
◯🟢022「ルパン3世 地球に落ちた星座の秘密」(双葉社)かって、フィレンツェのカフェで「僕はルパン3世のファンで、放映されている番組は欠かさず観ている」といって、次元、五右衛門、フジ子と名前を連呼し、ニコニコ顔でウィンクし握手を求めてきた店主の顔がうかぶ。
◯🟢023岸惠子「岸惠子自伝」(岩波書店)卵をわらなければ、オムレツは食べられない。たしかな筆致、文才の妙。
◯🟢024ビートたけし「コロナとバカ」(小学館新書)週刊ポスト連載の人気コラム、為になる一冊。
◯🟢025開高健「開高健のパリ」絵モーリスユトリロ 解説角田光代 写真山下郁夫(集英社)表紙に「若き日に旅をせずば、老いての日に何をか語る」、、、
◯🟢026福井憲彦「物語パリの歴史 芸術と文化の都の2000年」(中公新書)
地図を眺めながら読む。歴史をさかのぼり、街歩きを、、、
◯🟢027高遠弘美「物語パリの歴史」(講談社現代新書)
上2冊とも、平易に書かれたパリの歴史物語。
◯🟢028君塚直隆「エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主」(中公新書)今年、即位70年のプラチナジュブリーを迎えられる。君臨すれども統治せず。
謹んで、エリザベス2世 英国女王様のご健勝と御長寿を願う。 22年2/25記
◯🟢029藻谷浩介NHK広島取材班「里山資本主義」日本経済は「安心の原理」で動く
マネー資本主義の対極を志す里山資本主義。常識を打ち破る斬新な提案。
◯🟢030岡倉天心「茶の本」宮川寅雄訳(講談社文庫)
◯🟢031新渡戸稲造「武士道」矢内原忠雄訳(角川春樹事務所)
以上二冊、明快な論旨、こなれた翻訳、、、
◯🟢032梯久美子「原民喜 死と愛と孤独の肖像」(岩波新書)心に沁みる書。優れた評伝。
◯🟢033井上ひさし「父と暮らせば」(新潮文庫)再読。
◯🟢034井上ひさし「紙屋町さくらホテル」(小学館)再読。以上2冊とも、被爆地 廣島、舞台劇の佳作。
◯🟢035井上ひさし「完本ベストセラーの戦後史」(文藝春秋)的確な書評、、、
◯🟢036塩野七生「イタリアからの手紙」(新潮文庫)伊太利を中心に地中海の文化、歴史に精通されたエッセイ 奥が深い。
◯🟢037保坂正康「令和を生きるための昭和史入門」(文春新書)
◯🟢038保坂正康「昭和史の本棚」(幻戯書房)
◯🟢039堀川惠子「戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と桜隊の悲劇)(講談社)衝撃と感銘を受けた一冊。
◯🟢040半藤一利 絵 塚本やすし「焼けあとのちかい」(大月書店)

◯🟢041半藤一利 江坂彰「撤退戦の研究」(青春出版社)
◯🟢042半藤一利「歴史探偵忘れ残りの記」(文春新書)
◯🟢043半藤一利「歴史探偵昭和の教え」(文春新書)
◯🟢044半藤一利「歴史探偵 開戦から終戦まで」(文春新書)
◯🟢045半藤一利「昭和史残日録1926-45」(ちくま文庫)
◯🟢046半藤一利「昭和史残日録 戦後篇」(ちくま文庫)
◯🟢047半藤一利「日本人の宿題 歴史探偵、平和を謳う」(NHK出版新書)
◯🟢048半藤一利「漱石先生ぞな、もし」(文春文庫)
◯🟢049野坂昭如 新編「終戦日記を読む」(中公文庫)冒頭、昭和20年、8月5日。広島県立第一高等女学校一年、森脇謠子さんの日記最終章。「一生懸命がんばろうと思う」文庫本のカバー写真の被爆した森脇謠子さんの弁当箱の写真に胸がつまる
◯🟢050森史朗「松本清張への召集令状」(文春新書)清張さんの担当編集者であった著者が、当時の私的メモなどを含め、綴った作家論。
◯🟢051原武史「松本清張で読む昭和史」(NHK出版新書)
◯🟢052松本清張「ジャンル別作品集4 法廷ミステリー」(双葉文庫)「証言の森」「脊梁」「一年半待て」「晩景」「奇妙な被告」
◯🟢053松本清張「ジャンル別作品集5 犯罪小説」(双葉文庫)「断線」「偽狂人の犯罪」「二階」「小さな旅館」「理由」「形」
◯🟢054松本清張「疑惑」「不運な名前」と「証明」(文春文庫)
◯🟢055松本清張「浮遊昆虫」(文春文庫)他に「閉鎖」「皿倉学説」「相模国愛甲郡中津村」「振幅」
◯🟢056松本清張「渇いた配色」(中公文庫)
◯🟢057松本清張「突風」(中公文庫)他に「金庫」「黒い血の女」「理由」「結婚式」「青雲閣覚書」「穴の中の護符」
◯🟢058松本清張「形影 菊池寛と佐佐木茂索」(文春文庫)
◯🟢059松本清張「影の車」(角川文庫)「潜在光景」「典雅な姉弟」「万葉翡翠」「鉢植を買う女」「薄化粧の男」「確証」「田舎医師」再読。
◯🟢060松本清張「野盗伝奇」(角川文庫)爽やかな読後感。強靭な意志力、寡黙な優しさ、愛と友情、ロマンあふれる冒険小説。
◯🟢061松本清張「葦の浮船」(角川文庫)
◯🟢062松本清張「西海道談綺1〜4」(文春文庫)ボリュームたっぷり異色の大長篇伝奇。
◯🟢063松本清張「渡された場面」(新潮文庫)
◯🟢064松本清張「死の枝」(新潮文庫)交通事故死亡1名 偽狂人の犯罪 家紋 史疑 年下の男 古本 ペルシアの測天儀 不法建築 入江の記憶 不在宴会 土偶
◯🟢065松本清張「眼の気流」(新潮文庫)暗線 時計 たづたづし 影
◯🟢066松本清張「隠花の飾り」(新潮文庫)足袋 愛犬 北の火箭 見送って 誤訳 百円硬貨 お手玉 記念に 箱根初詣 再春 遺墨
◯🟢067松本清張「憎悪の依頼」(新潮文庫)美の虚像 すずらん 女囚 文字のない初登攀 絵はがきの少女 大臣の恋 金環食 流れの中に 壁の青草
◯🟢068松本清張「火神被殺」(文春文庫)奇妙な被告 葡萄唐草文様の刺繍 神の里事件 恩誼の紐 うしろがき
◯🟢069松本清張「天才画の女」(新潮文庫)
◯🟢070松本清張「水の肌」(新潮文庫)指 留守宅の事件 小説3億円事件「米国保険会社内調査報告書 凝視
◯🟢071松本清張「巨人の磯」(新潮文庫)礼遇の資格 内なる線影 理外の理 東経一三九度線
◯🟢072松本清張「駅路」傑作短編集(六)(新潮文庫)白い闇 捜査圏外の条件 ある小官僚の抹殺 巻頭句の女 誤差 万葉翡翠 薄化粧の男 偶数 陸行水行 再読。
◯🟢073松本清張「馬を売る女」(光文社文庫)式場の微笑 駆ける男 山峡の湯村
◯🟢074松本清張初文庫化作品集1「失踪」(双葉文庫)草 二冊の同じ本 詩と電話
◯🟢075松本清張初文庫化作品集2「断崖」(双葉文庫)濁った陽 よごれた虹 粗い網版 骨折
◯🟢076松本清張初文庫化作品集3「途上」(双葉文庫)紙碑 老十九年の推歩 夏島 信号
◯🟢077松本清張初文庫化作品集4「月光」(双葉文庫)河西電気出張所 統監 背広服の変死者
◯🟢078松本清張「陸行水行」(文春文庫)形 寝敷き 断線 再読。
◯🟢079松本清張「神と野獣の日」(角川文庫)現実にありそうな怖しいSF的小説。
◯🟢080松本清張「史観宰相論」(ちくま文庫)
◯🟢081松本清張「奥羽の二人」(講談社文庫)背伸び 三位入道 細川幽斎 群疑 英雄愚心 転変 武将不信 脱出 葛
◯🟢082藤井康恵「松本清張の残像」(文春新書)


◯🟢083菊池寛「マスク スペイン風邪をめぐる小説集」(文春文庫)神の如く弱く 簡単な死去 船医の立場 身投げ救助業 島原心中 忠直卿行状記 仇討ち禁止令 私の日常道徳 (解説 辻仁成 百年の黙示)
◯🟢084瀬戸内寂聴「老を照らす」(朝日新書)
80歳時の寂聴さんの講話、、、平泉の中尊寺で得度された寂聴さん、、、
◯🟢085又吉直樹「火花」(文春文庫)
◯🟢086横光利一「旅愁」上下(岩波文庫)世評では偉大なる失敗作と評価されているものの、昭和の戦前の時代と空気感、圧倒的な文章力。
◯🟢087横光利一「日輪・春は馬車に乗って」(岩波文庫)「火」「笑われた子」「蠅」「御身」「赤い着物」「ナポレオンと田虫」「花園の思想」「機械」。 「日輪」は魏志倭人伝をタネ本とした佳作。
他に「時間」
◯🟢088辻邦夫「風雅集」(世界文化社)
古城復元反対論、西行における美の宿命
◯🟢089五木寛之「さらばモスクワ愚連隊」(新潮文庫)他に「GIブルース」「白夜のオルフェ」「霧のカレリア」「艶歌」青春時代の一冊 再読。
◯🟢090五木寛之「蒼ざめた馬を見よ」「赤い広場の女」「バルカンの星の下に」「夜の斧」「天使の墓場」(文春文庫)再読。
◯🟢091五木寛之「海を見ていたジョニー」「素敵な脅迫者の肖像」「盗作狩り」「CM稼業」「私刑の夏」(講談社文庫)再読。
◯🟢092五木寛之「旅の終わりに」平成梁塵秘抄劇シリーズ(文藝春秋)
◯🟢093森鴎外「山椒大夫・高瀬舟・阿部一族」(角川文庫)再読。
じいさんばあさん 最後の一句 附高瀬舟縁起 魚玄機 寒山拾得 附寒山拾得縁起 興津弥五右衛門の遺書 佐橋甚五郎
◯🟢094志賀直哉全集から「流行感冒」「馬と木賊」「淋しき生涯」「いたづら」「奇人脱哉」「灰色の月」「兎」「玄人素人」「夫婦」「蝕まれた友情」(岩波書店)再読。
◯🟢095志賀直哉「暗夜行路」(岩波書店)再読。
◯🟢096大川渉「文士風狂録 青山光ニが語る昭和の作家たち」(筑摩書房)
◯🟢097柴田錬三郎「わが青春無頼帖 増補版」(中公文庫)わが生涯の中の空白
◯🟢098柴田錬三郎「由井正雪」(講談社文庫)
◯🟢099磯田道史「司馬遼太郎で学ぶ日本史」(NHK出版新書)
◯🟢100二村高史「昭和 平成 令和から厳選412 定点写真でめぐる東京と日本の町並み」(青春出版社)
◯🟢101曽野綾子「人間にとって成熟とは何か」(幻冬舎新書)
◯🟢102キャロルキング 松田ようこ訳「キャロルキング自伝 ナチュラルウーマン」(河出書房新社)
◯🟢103武村陽子「プロの添乗員と行くイタリア世界遺産と歴史の旅 増補改訂版」(彩図社)
◯🟢104和辻哲郎「古寺巡礼」(岩波文庫)再読。
◯🟢105幸田露伴「五重塔」(岩波文庫)再読。改めて、感心する。
◯🟢106二葉亭四迷「其の面影」(岩波文庫)再読。
◯🟢107大江健三郎「ヒロシマノート」(岩波新書)再読。
再読。
◯🟢108吉田洋一「零の発見」(岩波新書)再読。
◯🟢109田澤耕「物語カタルーニャの歴史」知られざる地中海帝国の興亡 増補版(中公新書)20世紀初頭のバロセロナの繁栄、スペイン内戦等、スペインのカタルーニャの歴史を辿る。
◯🟢110渡辺克義「物語ポーランドの歴史 東欧の大国の苦難と再生」(中公新書)第二次世界大戦でドイツとソ連に国土を蹂躙され、冷戦下、社会主義時代をへて1989年、民主化を達成。栄光と悲運に彩られた国、民族の歴史、、、


◯🟢111「ヘミングウェイ全短編2高見浩=訳 勝者に報酬はない キリマンジャロの雪」(新潮文庫) 住居をキー・ウエストのに小島に移した28歳のヘミングウェイ。戦争と革命と大恐慌の30年代に放たれた珠玉短編17編。
◯🟢112亀山郁夫「ドストエフスキー黒い言葉」(集英社新書)ドストエフスキー生誕200年の昨年に上梓された一冊。社会のありよう、信仰、暴力等について残された予言のようなあまたの言葉の重量感。
◯🟢113五木寛之 佐藤優「異端に人間学」(幻冬舎新書)ロシアを知り尽くした両者が、ドストエフスキーからプーチンまでを縦横に語る。五木氏の語らいのなかで、もぐもぐに縁故がある、柳川市の伝習館や上海の東亜同文書院の名が出ていたのが懐かしかった。
◯🟢114上間陽子「海をあげる」(筑摩書房)みずみずしい文章、最近、手にした本の中で出色。PTSD そして、沖縄を考える。
◯🟢115遠藤周作「怪奇小説集 共犯者」ジャニーヌ殺害事件、幻の女、偽作、憑かれた人、蟻の穴、人食い虎、口笛を吹く男、娘はどこに(角川文庫)極上のサスペンスとミステリー短編集。
◯🟢116遠藤周作「怪奇小説集 蜘蛛」三つの幽霊、黒痣、私は見た、月光の男、あなたの妻も、時計は十二時にとまる、針、初年兵、ジプシーの呪、鉛色の朝、霧の中の声、生きていた死者、甦ったドラキュラ、ニセ学生(角川文庫)
◯🟢117遠藤周作「怪奇小説集 恐怖の窓」詐欺師、姉の秘密、爪のない男、悪魔、気の弱い男、俺とソックリな男が・・・・・、尺八の音、何でもない話、競馬場の女、枯れた枝、シャロック・ホルムスの時代は去った、サド侯爵の犯罪、幽霊見参記、幽霊屋敷探検、「蜘蛛ー周作恐怖譚」あとがき(角川文庫)
◯🟢118江戸川乱歩「江戸川乱歩傑作選」二銭銅貨、二癈人、D坂の殺人事件、心理試験、赤い部屋、屋根裏の散歩者、人間椅子、鏡地獄、芋虫(新潮文庫)乱歩の初期を代表する作品。再読。
◯🟢119黒川祐次「物語ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国」(中公新書)
2002年8月初版、元ウクライナ大使だった著者が、この国の歴史を俯瞰しつつ、現代のウクライナに関わる本質的な事どもを喝破する、、、
🇺🇦 will be free! 🇺🇦に栄光あれ!
◯🟢120コロナ編集部「作家の珈琲」(平凡社)"旅にはそれぞれの風があり、風にはそれぞれの香りがあり そして、どんな風の中にあっても 僕に 必要なのは珈琲の香り。"俳優 高倉健のコトバより
◯🟢121五木寛之「人間の覚悟」(新潮新書)
◯🟢122五木寛之「無意味な人生など、ひとつもない」(PHP研究所)
◯🟢123永井荷風「麻布雑記 附・自選荷風百句」雨瀟瀟、雪解、春雨の夜、二人妻、芸者の母、寝顔、花火、砂糖、写況雑記、十年振、梅雨晴、十日の菊、偏奇館漫録、隠居のこごと(中公文庫)美しく見事な抒情的散文を味わう。
◯🟢124藤沢周平「蝉しぐれ」(文春文庫)再読。やはり、何度読んでも余韻を感じさせる素晴らしい作品。時代小説のベスト。
◯🟢125伊藤左千夫「野菊の墓」(新潮文庫)浜菊、姪子、守の家 再読。
◯🟢126渡邉恒雄「わが人生記 青春 政治 野球 大病」(中公新書)
◯🟢127高橋和巳「我が心は石にあらず」(新潮文庫)再読。
◯🟢128ちばてつや「わたしの金子みすゞ」(メディアファクトリー)
◯🟢129遊知やよみ「福家堂本舗」(集英社文庫)全7巻 純然たるコミック。創業450年の京都 老舗和菓子屋「福家堂」そこで暮らす三姉妹の人間模様。
◯🟢130水木しげる「総員 玉砕せよ!」(講談社文庫)

◯🟢131吉川幸次郎 三好達治「新唐詩選」(岩波新書)杜甫、李白から孟浩然、劉廷芝。唐の詩人たちの感性は鋭い。
◯🟢132向田邦子「思い出トランプ」(新潮文庫)かわうそ、だらだら坂、はめ殺し窓、三枚肉、マンハッタン、犬小屋、男眉、大根の月、りんごの皮、酸っぱい家族、耳、花の名前、ダウト 再読。
◯🟢133向田邦子「男どき女どき」(新潮文庫)鮒、ビリケン、三角波、嘘つき卵、再会、鉛筆、若々しい女について、独りを慎しむ、ゆでたまご、草津の犬、花束、わたしと職業、反芻旅行、故郷もどき、日本の女、アンデルセン、サーカス、笑いと嗤い、伯爵のお気に入り、花底蛇、壊れたと壊したは違う、無口な手紙、甘くはない友情・愛情、黄色い服、美醜 (解説 風間完)
◯🟢134向田邦子「隣りの女」(文春文庫)幸福、胡桃の部屋、下駄、春が来た
◯🟢135山田太一「岸辺のアルバム」(光文社文庫)再読して、改めてよくできた作品であることを確認。
◯🟢136谷川俊太郎「ひとり暮らし」(新潮文庫)
◯🟢137芥川竜之介「地獄変・邪宗門・好色・藪の中」(岩波文庫)運、道祖問答、袈裟と盛遠、竜、往生絵巻、好色、六の宮の姫君、二人小町 再読。
◯🟢138半藤一利「戦争というもの」(PHP)
◯🟢139原作小松左京 劇画さいとうプロ「日本沈没」1〜3巻(講談社コミックス)
◯🟢140シェイクスピア 中野好夫訳「ロミオとジュリェット」(新潮文庫)再読。
◯🟢141稲盛和夫「生き方 人間として一番大切なこと」(サンマーク出版)再読。
◯🟢142松本清張「過ぎゆく日暦」(新潮文庫)
◯🟢143ロバートキャパ 川添浩史/井上清一訳「ちょっとピンぼけ」(文春文庫)
◯🟢144遠藤周作「足のむくまま気のむくまま 狐狸庵風来帖」(文春文庫)
◯🟢145吉村昭「間宮林蔵」(講談社文庫)再読。
◯🟢146横山光輝/原作山岡荘八「戦国武将列伝 徳川家康vs.石田三成 関ヶ原の戦い」(講談社)
◯🟢147五木寛之「孤独のすすめ」(中公新書ラクレ)
◯🟢148ジーンウェブスター 松本恵子訳「あしながおじさん」(新潮文庫)
◯🟢149手塚治虫「手塚治虫マンガ演劇館」(ちくま文庫)
◯🟢150川田順造「アフリカの歴史」(角川ソフィア文庫)
◯🟢151吉本ばなな「キッチン」(福武書店)満月-キッチン2、ムーンライト・シャドウ
◯🟢152宮本輝「錦繍」(新潮文庫)再読。初めてこの小説を読んだのは、もう30年以上前。往復書簡の構成といい、ぐいぐいと引き込まれる文章力といい、色褪せない魅力をたもつ。
◯🟢153小松左京「自選恐怖小説集 霧が晴れた時」(角川ホラー文庫)すぐそこ、まめつま、くだんのはは、秘密(タプ)、影が重なる時、招集令状、悪霊、消された女、黄色い泉、逃げる、蟻の園、骨、保護鳥、霧が晴れた時、さとるの化物
◯🟢154チェーホフ 神西清訳「桜の園・三人姉妹」(新潮文庫)アーニャが云う「さようなら、わたしの家!さようなら、古い生活!」再読。
◯🟢155チェーホフ 神西清訳「かもめ・ワーニャ叔父さん」(新潮文庫)再読。
◯🟢156ゴーリキー 中村白葉訳「どん底」(岩波文庫)チェーホフに勧められて戯曲を書き始めたゴーリキー。再読。
◯🟢157吉川幸次郎 桑原武夫「新唐詩選続篇」(岩波新書)
◯🟢158澤地久枝「昭和史のおんな」(文春文庫)
◯🟢159澤地久枝「続 昭和史のおんな」(文春文庫)
◯🟢160佐藤徹也「京阪神発 半日徒歩旅行」(ヤマケイ新書)著者はアウトドア系の旅ライター、、、
◯🟢161葉室麟「随筆集 柚子は九年で」(文春文庫)
◯🟢162横山光輝「三国志」(潮出版社)1〜60巻
◯🟢163吉川英治「三国志」(吉川英治歴史時代文庫 全8巻)愛読書!
◯🟢164梶井基次郎「檸檬」(新潮文庫)再読。城のある町にて、泥濘、路上、橡の花、過古、雪後、ある心の風景、Kの昇天、冬の日、桜の樹の下には、器楽的幻覚、蒼穹、筧の話、冬の蠅、ある崖上の感情、愛撫、闇の絵巻、交尾、のんきな患者
やはり、「檸檬」は読む度に新鮮ではある。
◯🟢165向田邦子「父の詫び状」(文春文庫)これぞエッセイの真打ち。文庫の沢木耕太郎氏解説にも感じ入る。
◯🟢166向田邦子「女の人差し指」(文春文庫)
◯🟢167向田邦子「眠る盃」(講談社文庫)
◯🟢168向田邦子「霊長類ヒト科動物図鑑」(文藝春秋)
◯🟢169向田邦子「無名仮名人名簿」(文春文庫)
◯🟢170向田邦子「あうん」(文春文庫)
◯🟢171井上ひさし「日本語教室」(新潮新書)
◯🟢172水木しげる「私はゲゲゲ 神秘家 水木しげる伝」(角川文庫)
◯🟢173漫画大和和紀 原作林真理子「虹のナターシャ」上下(講談社漫画文庫)
◯🟢174ドストエフスキー「貧しき人びと」木村浩訳(新潮文庫)再読。
◯🟢175森鴎外「ウィタセクスアリス」(新潮文庫)再読。
◯🟢176北方謙三「楠木正成」上下(中公文庫)
◯🟢177岩下俊作「富島松五郎伝」(中公文庫)追憶、郷愁、淡い恋情、100ページに凝縮された、、、無法松の一生。
◯🟢178松本清張「山中鹿之助」(小学館文庫)戦国時代はおもしろい。一地方にあって 強烈に生きぬいた武将も、、、
◯🟢179松本清張「信玄軍記」(河出文庫)再読。
◯🟢180高倉健「あなたに褒められたくて」(集英社文庫)健さんの誠実な人柄が偲ばれる。
◯🟢181フジコヘミング「パリ音楽散歩」(朝日新聞出版)
◯🟢182荒木健太郎「もっとすごすぎる天気の図鑑」(KADOKAWA)
◯🟢183野口真紀「おいしい絵本レシピ」(福音館書店)
◯🟢184雁屋哲 花咲アキラ「美味しんぼ77日本全県味巡り大阪編」(小学館)
◯🟢185横山光輝「隻眼に竜 軍師山本勘助」(秋田文庫)全4巻
◯🟢186山岡荘八原作 横山光輝「織田信長」(講談社漫画文庫)1.
◯🟢187堀田善衛「方丈記私記」(ちくま文庫)再読。いつも思う。この一冊に出会ったことは、暁光である。愛読書。 
◯🟢188「向田邦子の手料理」監修と料理制作向田和子(講談社)
◯🟢189田崎真也「ワイン生活」(新潮選書)
◯🟢190河北倫明 聞書 山本康雄著「美心遊歴」(西日本新聞社)再読。
◯🟢191遠藤周作「青い小さな葡萄」(講談社文芸文庫)
◯🟢192半藤一利編著「十二月八日と八月十五日」(文春文庫)再読。
◯🟢193雁屋哲 花咲アキラ「美味しんぼ75.日本全県味巡り宮城編&双子誕生!!(小学館)
◯🟢194江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」(角川ホラー文庫)
◯🟢195阿部達二「藤沢周平残日録」(文春新書)
◯🟢196池田嘉郎「ロシア革命破局の8か月」(岩波新書)
◯🟢197大佛次郎「赤穂浪士 上下」(新潮文庫)再読。
◯🟢198 Eブロンテ「嵐が丘」鴻巢友季子訳 上下(新潮文庫)再読。
◯🟢199池波正太郎「真田太平記」全12巻(新潮文庫)再読。
◯🟢200吉川英治「新平家物語」全16巻(吉川英治歴史時代文庫)再読。愛読書!
 
道頓堀川にかかる戎橋。閑散としたミナミを歩く。(撮影2020年7月)

コロナ禍の2021年2月から2022年12月まで 満目蕭条。