イツカノキジニカイタ(※汚い言葉が入ります) | 「彪現力」Powered by Ameba

イツカノキジニカイタ(※汚い言葉が入ります)

予告流れてしまったね。

先日車に乗っていたら
前の車が何かを跳ねた…。

うわぁ…ネコだ…。

僕はサイドギアーを
引いてハンドルを切って
よけた。キュルキュルー
ってかなり危なかったけど
ぼくはネコをひかなくて
済んだ。

車を停めて猫が横たわる
所まで走ったけど…
あと少しの所でかなりの
スピードのトラックに
また踏まれてしまう所を
目の前で見てしまった。。

きっと遊んで帰る所
だったんだ。今日の
朝は普通に起きてご飯
食べて、変わらない毎日を
過ごしていたネコ…。

凄く悲しくなった。
一瞬呆然としてしまったけど
次々に来る車に跳ねられて
しまう。

…。なんとかしなきゃ。。

その時に、最初に跳ねた
運転手の女の人が、
ヘラヘラ笑いながら、
歩いてきた。子供を
抱きかかえながら。

猫が横たわる前に僕が
立ち。次々くる車を
誘導してた。

最初に跳ねた運転手は
僕に向かって笑いながら。

うん!衝撃あった!こんなに
小さいのに衝撃あった
って、意味のわからねぇ
聞いてもない事をバカみたいに
語りはじめた。笑いながらね。

まず初対面で第一声が
うん!から始まるって馬鹿だろ!


流石に拳を握った。
でも、我慢して、
またひかれてしまわぬ
様に。必死で車を
誘導してた。

そんなこんなを
してる最中に
馬鹿女の声が聞こえてくる。

うわぁーエグっ!
あー子供の教育に
よくないわーー!
みちゃだめよー。
ばっちぃねー。

※リアル猫踏んじゃった
だね~まあまあやっちゃった
ね~。

僕はそれを聞いて

誘導をやめて
何も言わずに、
上着を脱ぎ猫を包んで
抱き上げた。猫を路肩に
優しくおいて二三回撫で
目を閉じ深呼吸した。

起き上がり運転手の
所に歩いた。

あんたさ見せたくねぇなら!
テメェガキ車に
おいて、おめえが
処理しろよ!このやろー。
バッチィだ?教育によくない
だ?おめえ命をなんだと
思ってんだこのやろー。
言われてメソメソしてる
暇あるなら、車から
タオル一枚でも持ってきて
てめぇで包んでやったら
どうだこのタコ!
いつまで泣いてんだよ!

一目気にせず怒鳴り散らした。

いゃ、私真剣にこうやって怒って
くれる人はじめてだから、嬉しく
って…。

……何⁈……。

コイツ?完全に駄目だわ。

心の中で大きなため息が
出た。

泣いてる理由それ?
馬鹿なのお前?

見当違いの涙を元に
この状況でいきなり
女出してんじゃねぇよ!

ごめんなさい。
そんで、
あともう一匹跳ねちゃって。

え?何処?あそこ!

反対車線の路肩まで
飛ばされてた。アスファルト
に横たわる猫の顔、口に
耳をあてたけど、呼吸は
していなかった。多分
即死だったんだと思う。

ガッカリとショックで
完全に怒る気力を無くした
僕は、あんたさ、せめて
その猫の包んで、もう一匹
のネコと一緒にしてあげな。

えーお兄さんみたいに
上着脱いだら見えちゃうよー!
また、笑交じりで言い出した。

その時にみていたおばちゃんが
乱入。あんたいいかげんにしなさいよ!とガン切れ。

その最中に僕は猫を持ち上げよう
したら、サラリーマンの人が、
タオルを差し出してくれた。
ありがとうございます。

僕はお礼をいい、猫を包み
もう一匹の元へ運んで、
一緒にしてあげた。その場で
数分?どのくらいだろ、
二匹並んだネコを見ていた。

ふと車を見ると、僕の
車の周りで誰かが
言い合いをしてる。

こんどはなんだ?

駆けつけると、
状況を知らない警察が
僕の車の駐禁を切ろうと
していた。そのお周りさん
と言い合いをしてる人は、
さっきタオルを渡してくれた
サラリーマンの人だった。
その人以外でも何人もの
人が警察を囲み話してくれてた。

ウルウルきた。

事情をしった警察は
ネコの為に交通を整理
してくれてたみたいね。
ありがとうね。おまわりさん
今からネコを跳ねた人と
ネコの所にいってくるから。

そう言い現場へむかった。
警察官と話してくれてた
人に深く頭を下げて、サラリーマン
の人に、色々すみません!
ありがとうございます!とはなした。

君熱い人間だね。
僕の見てて感動したよ。
君みたいな人が
うちにいたらなんて
考えちゃったよ。
あっ!ごめんね!
関係ない話を(^^;;

僕は何をされている
方なんですか?(^^;;
と聞いたら、音楽会社で
企画、プレゼンをしてる
人だったみたいで
驚いた。。

僕も名刺を渡して
その人も驚いてた。

それからさらに
仲良しになって、
連絡を取り合わせて
頂いています。

人の愚かさと
人の優しさ
そして偶然

一瞬の出来事で
頭が混乱した。

そして、僕のあの⁉
女の人への感想は。
子供がかわいそう。
あんな母親いやだ。
と思いました。

余計にかぁちゃんの
大きさを知り会いたくなって
いつもより早くに帰宅しました。

ヒョウ