キャリアコンサルタント夢現塾の鈴木です。

 

 

最近AIの話題が盛り上がりを見せていますねダッシュ

 

 

ChatGPTやGeminiなどを代表する生成AIが、私たちの生活に深く関わってくるようになりました。AIを上手に活用すれば、仕事を効率化して生産性を増すこともできるでしょうニコニコ

 

 

では、AIとの対話を通して気持ちを理解してもらうことはできるでしょうかはてなマーク

 

 

今回、無料で使用できるChatGPT3.5にいくつか話を聴いてもらいました。

 

今日は、自分の仕事が上手くいかなくて自分は能力がないのかなと思いました。

 

(ChatGPT3.5)

自分の仕事が上手くいかないと感じることは、とてもつらい経験ですね。そのような感情を抱くことは誰にでもあります。しかし、そのような状況から自分自身を責めることはありません。一つの挫折や失敗から、自分の能力を判断するのは早計です。挫折や失敗は成長の機会でもあり、過ちから学ぶことができることも多いのです。

 

(私)

あ~そうですか・・・。

 

今日は、これからの将来のことでなんかもやもやしました。

 

(ChatGPT3.5)

もやもやした気持ちをお持ちなのですね。そのような感情はとても理解できます。将来に関する不安や不確実性は誰にでも起こります。不安やもやもやを感じることは自然なことであり、それを受け入れることも大切です。まずは、その感情を受け止めて、自分の心を整理することから始めましょう。その上で、具体的な目標を立てたり、サポートを求めたりすることで、不安を少しずつ解消していくことができます。

 

(私)

あ~そうですか・・・。

 

自分自身の中で大きな衝撃というか、これまでも沢山努力してきたので、それが一瞬にして無になったなっていう、仕事への自信を今ちょっと失いかけている状況です。

 

(ChatGPT3.5)

そのような状況において、自信を失うことはとてもつらい経験ですね。努力してきたことが一瞬で無になったと感じることは、挫折や失敗に直面したときによく起こる感情です。しかし、そのような状況から立ち直ることも可能です。

まずは、自分の感情を受け入れ、それを否定せずに受け止めることが大切です。その上で、今回の挫折や失敗から何を学べるかを考えてみましょう。失敗は成長の機会であり、次に同じ間違いを繰り返さないための貴重な経験となります。

 

(私)

今その感情を受け入れられないんですけど・・・

 

 

  感情にはニュアンスや深さがある

感情には深さがあります。

 

 

また、人によって感じる感情のニュアンスも違います。

 

 

10人いれば10通りの感じ方があります。その部分を感じようとしなければ、真の気持ちの理解には至りません。

 

 

それを理解したつもりになって、同じようなパターンによって処理しようとすると、上記の例のようなAIの傾聴になってしまいます煽り

 

 

しかし、人対人においても、カウンセラー主導で誘導したり問題解決に走ってしまったりすることも起こり得ます。

 

 

安易に共感・励まして、自分のパターンに持ち込もうとしたり、自分の経験に照らし合わせて誘導したりすると、信頼を得られない可能性が高いです。

 

 

話し手は、どんな話をしたいのだろう?

話し手は、何に困っているのだろう?

話し手は、どんな経験をしてどんな気持ちでいるのだろう?

 

 

話し手に関心を持ち、理解し続けようとする姿勢が何より重要だと考えています。

 

 

また人間は非言語でやりとりをすることができます。

間や表情、しぐさに気持ちが変換されています。

その気持ちに対して共感的に理解しながら、自分の理解との誤差を縮めていく努力が必要です。

 

 

自分の真の気持ちを言語・非言語で本当に聴いてもらっていると感じる体験こそが温かみを感じる傾聴です。キャリアコンサルティングにおいてもこのような傾聴を目指していきたいですねニコニコ

 

 

キャリコン試験突破のためにも傾聴力が必須!

 

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傾聴力は今様々な場面で求められています。

 

キャリアコンサルタントも対人支援を行う職業だからこそ、試験で傾聴力を試されるのではないでしょうか?キャリアコンサルタント面接試験突破のためには、傾聴についてしっかり学ぶことは必須だと考えています。

 

 

キャリコン試験において、傾聴の評価が低かった方は、深い傾聴が実践できていないことが考えられます。

 

 

JCDAでは「傾聴」、キャリアコンサルティング協議会では「態度」として面接試験の中で評価されます。両機関ともにCLとの関係構築を非常に重要視しています。

 


傾聴力は、信頼関係を築き、クライアントの本当に伝えたいこと(主訴)をお話していただくための必須スキルとも言えるものです。


逆に傾聴力がなければ、信頼関係を築くことはできませんし、主訴に辿り着くこともできないでしょう。傾聴をないがしろにして問題解決力を磨いても、CLが本当に変容することは到底出来ません。

 

 

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自分では寄り添って聴いているつもりでも、CLはそう感じていない事もあります。どのような応答をしてしまうと “したつもり” になってしまうのか、具体的な例を挙げて解説させていただきました。

また、伝え返しや要約の練習、意識の集中のさせ方など、すぐに実践できるトレーニングについても紹介していますので、是非ご検討下さい音符

 

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