キャリアコンサルタント夢現塾の鈴木です。

 

JCDA・協議会の評価区分について確認をしておくと

 

 

JCDA:「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」

 

協議会:「態度」「展開」「自己評価」

になります。

 

協議会においては、「主訴」という言葉はあまり使いません。

 

問題については、「CL視点の問題」「CC視点の問題」に分けています。

 

 

 問題への捉え方

どちらの機関でも、CC(t)視点での問題が重要になってきます。

 

ただ、問題の捉え方に異なる部分があるので、それをしっかりおさえておきましょうスター

 

【JCDA】

JCDAにおいて、キャリアコンサルティングの重視する視点は、「自己概念の成長」です。

 

「問題」の本質は、

 

この

「自己概念の成長」を妨げるもの

ということになります。

 

そして、自己概念は、自分に対するイメージなど、


CLの内面に関する部分です。

 

この事をしっかり抑えておきましょう。

 

 

協議会

協議会の問題は、CL視点の問題ではなく、CC視点から見た「真の問題」ということになります。

 

相談者の真の問題がどこにあるのかを探っていくのです。

 

そこで足がかりとされているものが、

 

「キャリア形成の6ステップ」

(厚労省)です。

 


具体的には、

①自己理解 ②仕事理解 
③啓発的経験 
④意思決定 ⑤方策の実行 
⑥仕事への適応

これらを、総合的に見立て、解決の糸口を探していくことになります。

①自己理解・②仕事理解 の部分に問題を抱えていることが多い気がします。

 

 

 

このような捉え方の違いがありますが、自己理解が不足しているのではないかという視点は、両機関共通で抑えておきましょうニコニコまた、JCDAの受験でも「キャリア形成6ステップ」の観点は役に立つので覚えておきましょう。