キャリアコンサルタント夢現塾の鈴木です。
JCDA・協議会の評価区分について確認をしておくと
JCDA:「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」
協議会:「態度」「展開」「自己評価」
になります。
協議会においては、「主訴」という言葉はあまり使いません。
問題については、「CL視点の問題」と「CC視点の問題」に分けています。
問題への捉え方
どちらの機関でも、CC(t)視点での問題が重要になってきます。
ただ、問題の捉え方に異なる部分があるので、それをしっかりおさえておきましょう
【JCDA】
JCDAにおいて、キャリアコンサルティングの重視する視点は、「自己概念の成長」です。
「問題」の本質は、
この
「自己概念の成長」を妨げるもの、
ということになります。
そして、自己概念は、自分に対するイメージなど、
CLの内面に関する部分です。
この事をしっかり抑えておきましょう。
協議会
協議会の問題は、CL視点の問題ではなく、CC視点から見た「真の問題」ということになります。
相談者の真の問題がどこにあるのかを探っていくのです。
そこで足がかりとされているものが、
「キャリア形成の6ステップ」
(厚労省)です。
具体的には、
これらを、総合的に見立て、解決の糸口を探していくことになります。
①自己理解・②仕事理解 の部分に問題を抱えていることが多い気がします。
このような捉え方の違いがありますが、自己理解が不足しているのではないかという視点は、両機関共通で抑えておきましょうまた、JCDAの受験でも「キャリア形成6ステップ」の観点は役に立つので覚えておきましょう。