CD-Rを整理していたら、懐かしい写真が出てきた。


Thai HONDA製 NSR150SP / ヘルメットはArai RX-7 RR4

軽量コンパクト、程よいパワー。
カタログ値だと、39.5ps/10,500rpmとなっていますが、そんなに出てません(笑

友人のNSR250SE(最終型)と乗り比べてみましたが、愕然とするパワー差w
後に、友人は首都高で事故り、身体は無傷で、NSR250SE全損 (モッタイナイ…


スリムで、都内のすり抜け 抜群でした。

タイヤはDL TT900GPを10セットくらいと、BSのBT39Sを数セット消費。
写真はTT900GPです。
バイアス・タイヤは、コスト・パフォーマンスが良くて助かりました。

TC2000(筑波サーキット)はグリップもよく、転倒する気がしませんでしたが、
桶川(OSL)では、初走行で すっ飛びました。
OSLのμは低い ( ´Д`)y━・~~

筑波は、BEST 14秒台ですから、まぁ、コケるはずが ないのです ┐(´д`)┌

当時の体重は、格闘技をやっていたこともあり80kg弱ですので、
小排気量車でのタイムは期待できません (´・ω・`)

150ccで20kgもバラスト積んでいる状態ですから、仕方ありませぬ。

それでも、ハンドリングがよく、ライダーを育てるマシンでした。
ダンパー調整が できなかったのが、残念。
リプレイス・サスは高価で、コストに見合わなかったし。
前後サス換えたら、NSR150SPもう一台買えますww

安価でカッコよく、実用的な素晴らしいマシンでした。
大型バイクで筑波を走行していた友人が、「膝擦りってどうやるの?」と
高校生レベルの質問をしてきたので、コレに乗れば、その日のうちに嫌でも擦るよ!
と言ったら、後日セカンド・バイクとしてNSR150SPを購入したとの連絡を受けました。

大型バイクでは、なかなか上達しない。
小排気量車でキッチリ基礎を学んでから、ステップUPした者は、巧いし速い。

NSR150SPを1台プロモーションして売ったわけですが、
タイ・ホンダからの謝礼はありません。

でも、タイ・ホンダには、感謝の思いしか ありません。
時代が2stを排除してしまったけど、また、造ってくれないかな~、こういうマシン。


筑波の1ヘア(左コーナー)でコーナリング途中シフトUPするために、逆シフトを組みました。

カウルが干渉するため、カットしてあります。
せっかくのレプソル・カラーが もったいないな~と、思いつつ、背に腹は代えられず。


思い出 深い一台です。

年末のもてぎ走行会(丸山浩のサンデーレースやろうぜ!)に参加した帰途、
あまりの寒さに、常磐道で エンジン抱きつきマシタ。

タイの気候に合わせてあるので、日本の冬、ブン回せばOUTなのです。
その時は、そんなこと 知らんし…(ブツブツ

PE28というジェット・ニードル(針)交換できないキャブレターだったので、
ケイヒンPWK28πをヤフオクで落として交換し、ケイヒンに電話して、
セッティングを教えてもらいました。
ケイヒンの方は素人にもわかりやすく丁寧に対応してくださいました(感謝

NSR150SPはネジ1本でタンク外せるので、エアクリを社外品に換えて整備性を よくしておき、
筑波では、エアファンネル入れて、キャブ・セッティングを学びました。

しかし、実は真冬に埼玉県にある飯能RAというカート場に
レーシング・カートをやりに行った帰途、今度は中央道で、もう一度 焼きつかせています。
学習しませんねぇ~ ( ´Д`)y━・~~

で、筑波では…
チェッカー・フラッグが振られたら、2ヘア立ち上がり
インベタから全開でバックストレートに入り、キルスイッチでエンジン落とします。
いわゆるプラグ・チョップです。
ピットで、プラグの焼け具合を見て、キャブ・セッティングに勤しみました。

真夏の筑波で、熱中症にかかり、医務室で休ませてもらったり、
正月の桶川(OSL)では、高橋ユウキ・コウキ兄弟と話したり。
コウキ君は亡くなってしまいましたが、ユウキ君は、鈴鹿在住ですね。

桶川で速かったチビっ子にセナとか佐助とかいましたが、
佐助は、今や全日本を走っています。

筑波は、右コーナーばかり、桶川は左コーナーばかりなので、
タイヤを使い切るには、両方を走ると丁度よかった記憶があります。
他にトミンが、右、右、左、右、というとんでもなく狭いコース(笑)で、
これも桶川と組み合わせて、タイヤの片減り対策をしていました。

ある日、桶川で遊んでいると、CRF450のモタード車に抜かれました。
CRF450は 1ヘアで、これ見よがしに 大きくカウンターを当ててスライドして行きました。

なんじゃ、そりゃー!?
当時、既に2000年シャンボン・ショックがあったのですが、とーちゃん、そんなの知らんし。

日本モタードの黎明期でした。

新車購入したNSR150SPも、サーキット走行で疲弊し、修理費が嵩みまくってきたあたり。
DR-Z400SMに、乗り換えたのでした。

ちなみに、DR-Zでは、トミンで、飛んで骨折しましたw
直線の加速するところで、前走者(ビギナー)が いきなりブレーキ掛けたのでした。
とーちゃん とDR-Zは前転 Σ(゚д゚lll)

普通に走れないビギナーは、サーキット走りに来ちゃダメ。
でも、よくいるのが現実。
危ない。

ジムカーナのような1台ずつ走れるスペースで練習してから、来い と言いたい。
ラ・パラ走る前に、パイロン研究会やライディング道場で練習するようなのが理想。
いきなり、ラ・パラや、フリー走行に来ちゃうビギナー、多過ぎる。

殺す気か!?

で。

上の写真のヘルメットは、ガリガリに削れて緩衝剤が出ていましたが、頭蓋骨・脳は無事。
それ以来、Araiには絶大な信頼を置いています。

DR-Zで、エクストリームごっこも たしなみ始め、
タイヤは、左右均等に減らした上、最後はバーンナウトで真ん中を
使い切るという、エコロジーさを身に着けたのも、この頃です。

昔の写真を見つけて、思い出した どーでもいい記憶 (・Д・)ノ"

そんな昔のこと より、今、がんばれや!ww



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