5月1,2日と三輪里山クラブの活動に参加してきました。

 町田市と横浜市が接するこの里山の尾根沿いでも昨年来、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌によるコナラ等の枯損木が増えています。三輪里山クラブでは昨年秋に被害状況を調査して、ナラ枯れの拡がりを押さえて散策者へによるによる危険をなくすために枯損木の伐採を行っています。穿入中の幼虫が蛹化、羽化する前に枯れたコナラなどを伐採しようと五月連休周辺で臨時活動を組んだのでした。

 

 1日の午前は、前回切倒したコナラの所へ行きました。

 細い枝の所はばらして積み上げてありました。

 枝の間からトカゲが出てきました。

 

 前回倒していた木の太い部分を玉切りにし、斧で割ったり、箭を立ててハンマーで叩いて8等分にして積み上げました。

 

 午後は通路にそびえ立つコナラの大木伐採の準備として、横に広がって伸びる下の枝を切り、細かくして積み上げました。

 下枝を切った後ですが、黄色い線のように枝が広がっていました。

 下から見上げると、見事に枯れていて、この季節に葉がついていません。折れて引っかかっている枝もあり、落ちてくると危ないですね。

 切り落とした大きくて長い枝を皆でチェーンソーやナタ、ノコギリでばらして、端に積み上げて、この日の作業は終了です。

 傍らにはササバギンランが咲いていて、活動を見守っていました。