2人の出会は、俺が就職したこと。



俺にとっては、地元に戻ってきてからの初めての職場、人生の上では何社目になるのやら(笑)


新人挨拶の時、ヨウの事は「綺麗な人もいるんだぁ~。ラッキー♪」くらいにしか思わなかった。



同じ部署での、先輩・後輩。


仕事を教えてもらいながら、少しずつだが冗談も言い合える程度に仲良くなっていった。


仲良くなるとはいえ、今まで年下との付き合いが多かった俺は(年上と付き合ったの過去に1人だけ)年上のヨウが恋愛対象になるわけもなく・・・。

ヨウはヨウで、過去に10代と付き合ったこともある俺の話に若干引いていてらしい(笑)



そんなこんなで順調に仕事を覚えつつ、順調に職場仲間とも仲良くしつつ月日は過ぎていった。



日ごろの付き合いの中で、少しずつ少しずつ・・・ヨウを女性として、恋愛対象として見初めていた。

ただ、心の中で「好きになっちゃダメだろ」という声を響かせつつ、「これはただの勘違い」と自分に言い聞かせながら・・・。





平成21年2月26日・・・・2人にとって運命の日。



急遽、職場が休みになったので、何人かでカラオケ行こうって話になった。


言いだしっぺなのに、集合場所も時間も決めず、自分の美容院の予約だけシッカリとしているヨウ(笑)


俺は俺で、憧れの先輩とカラオケ行けることにテンションあげあげ

髪まで切って、準備万端!!


で・・・待たされること3時間・・・



俺がそんなに待っていた事により、(今日は中止っ)というヨウの意思は罪悪感で崩壊ww

同僚1人を誘って、俺の車でカラオケにGO♪



終わった後、同僚を送り2人きりに・・・・。



酔って半分寝ているヨウ・・・。


俺 「寝てたら、このまま連れ去りますよぉ~?(苦笑)」

ヨウ 「なんか帰りたくな~い・・・ムニャムニャ」

とか言い出す始末・・・。



「いいのかな・・いいのかな・・・。」と頭の中で天使と悪魔のせめぎ合いの中、俺の車は近くのホテルへ・・・。


最後の最後まで、「嫌だったら、このまま帰るから、言ってくださいよ」なんて、紳士面を貫いていた俺が、今思えば優しいのか、残酷なのか・・・。



ヨウ 「ねぇ、2つだけ約束して!」

俺 「なんすか?」

ヨウ 「電気は絶対消して。」

俺 「はい」

ヨウ 「今日これからの事は、ココを出る時にお互い忘れよう!」

俺 「ぜってぇ忘れんし!!」

ヨウ 「・・・・。」



しばらくホテルの部屋でテレビみながら、色々話していた。

過去の事、お互いの事、仕事の事・・・・。だんだん緊張もほぐれ、打ち解けていき・・・。


俺の「勘違い」って思おうとしてた気持ちが、はっきり「好き」て分かった。



別々にお風呂はいった後、並んでベットに横になった。



年上のくせに、やけに緊張して、布団にくるまって恥ずかしそうなヨウを見たとき、ものすごく愛しくて・・・。



次の日の朝。

帰りの車のなかで、ちゃんと伝えた。

「今まで言えなかったけど、お前のこと好きやで。」って。



あの時の照れくさそうな、嬉しそうな笑顔。


ぜってぇ忘れんし!!



最初は、お互い半信半疑で始まった恋愛。

心からの愛情を確信する前に体が結ばれた恋愛かもしれない。

それでも、こんな始まり方だってあっていいと思う。

そんな始まりから今の俺たちがあるのだから。