現在NT7ミリの指摘を受けて絶望している29歳1人目妊婦の葉月です。

気持ちの整理のためにブログを始めました。

この先どうなるか分からないけど、お腹の赤ちゃんとしっかりと向き合っていきたいと思います。



胎児ドックの結果


前回NTが7.3ミリ(10w6d)→4.1ミリ(11w6d)になった話を書いたが、今日は胎児ドックと今後の方針について書きたいと思う。


日本ではまだ胎児ドックが一般的でないためレポートの形式は決まっていないらしく、アメリカとか中国とか国際標準の形式にあわせて提出してもらえるとのこと。


胎児ドックの結果は...

異常なし

だった。


この結果を聞いた瞬間、涙が溢れそうになった。


臓器の形や血流の流れも綺麗だし、異常な所見が見つからないとこのと。

先生たちは今までたくさんの症例を見て来て、トリソミーがある時は何かしら胎児ドックで問題が見つかることが多いらしい。

例えば鼻骨低形成、三尖弁逆流、臍帯ヘルニア、横隔膜ヘルニア、脳の奇形、心奇形、巨大膀胱等。


今回はそれがなかったので、21・18・13トリソミーの確率は低そうとのこと。


21トリソミー 738分の1

18トリソミー 492分の1

13トリソミー 228分の1


同じ年齢の母体年齢から比較したらやはり確率は高い。


NT肥厚の問題


NT肥厚があっで何にもなく健康に生まれてくる割合について説明される。

私のように4ミリ以上だと70%は元気に生まれて来てくれるけれど、30%は染色体異常や何かしらの疾患があるらしい。




1週間前より少し良くなったとはいえ、10w6dの時には7.3ミリあった事実は消えない。私はどちらの数値を信じたら良いか分からず、先生に今日の数値を基準に考えて良いのか質問をした。


すると先生は

・NT10週で測るのは適切でなかった

・また測る向きも上を向いているので正確ではない

という理由から今日の診断結果を現段階の正確な結果と受か止めていただいて大丈夫とのことだった。


FMF胎児クリニック東京ベイ幕張の林先生はFMFのライセンスを持っているし、胎児診療のプロだから今日の結果を信じようと思う。


10w6dの妊婦健診でNTを指摘してくれた産院の先生は、NTの計測技術はないから正確な数値ではないけれど...と前置きした上でNTのこと話してくれた。


たぶんこの子があまりにも浮腫んでいたから、言ってくれたのかなって思っている。NTを測るにも向きとか測り方とかで誤差が出てしまうらしくかなりの技術が必要らしい。


病院によってはNTのことを告知することはNGのところもあるみたいだし難しい問題だなと感じる。



今後の方針


今日の結果を聞いて確定検査を受けないという選択肢もあったけれど、やっぱりNT肥厚があったことは引っかかる。

だから夫と話して羊水検査よりも早く受けられる絨毛検査を受けようということになった。


ただ私は7cmの子宮筋腫があって、それが若干絨毛を採取するのに邪魔をしそうらしい。

あと2週間経って子宮や胎盤の位置も変わりそうだからとのことで、少し間を置いて検査をすることに。


絨毛検査を受ける人は無料でコンバインドテストの血液検査をしているらしく、せっかくなので帰りに血液検査を受けていた。


明後日にはコンバインドテストの結果が出るそう。



胎児ドックを受けてみて


染色体異常はNIPTとかである程度分かるけど、形態に関しては胎児ドックをしないと分からないことだから胎児ドック受けて本当に良かったと感じている。


日本での妊婦健診は母体の健康をみるのがメインだから胎児の健康状態までは細かく見ないそう。


もちろん母体の健康も大切だけど、胎児の健康も大切だから日本でも初期と中期の胎児ドックは妊婦健診の中に入れてほしいなと切実に思う。


今日胎児ドックを受けるまで、赤ちゃんの状態が悪いとばかり考えて本当に絶望していた。

あまり良くないのは分かっていつつブログとか体験談を読みまくっていた。

NT2ミリとかNT3ミリの人は何人もいたんだよね。でもNT7ミリっていう人はほとんどいなくて、いてもあまりプラスの結果ではなく、本当に塞ぎ込んでいた。


でも今日少し良い結果を聞くことができて、この子の生命力を信じて一つずつ乗り越えていきたいと心から思った。