現在NT7ミリの指摘を受けて絶望している29歳1人目妊婦の葉月です。
気持ちの整理のためにブログを始めました。
この先どうなるか分からないけど、お腹の赤ちゃんとしっかりと向き合っていきたいと思います。
10w6dの妊婦健診
この日は3週間ぶりの診察で赤ちゃんに会えるのが楽しみで仕方なかった
エコーした時にはたまたま起きていて手足を自由に動かしていた!
ママに私に向かって手を振っているようだった
先生もママここにいるよって言ってるみたいだね、と微笑みながら診察していた。
しばらく経って先生の手がピタッと止まり何か異変があることに気付く。
首のむくみだった。
私は空気がガラッと変わったことに気付いていたが、エコーが終わった後、先生に促されるように診察室に移動する。
NTについて
診察室に移動後、先生が重い口を開く。
「赤ちゃんは心臓もしっかり動いていて元気でしたよ。ただ伝えておかなきゃいけないことがあって、NTという首のむくみが7.3mmありました。
私はNT計測の資格がある訳じゃないから100%正確に測れていないけど、厚みがあるのは目で見て判断できるんだよね。」
NT7.3ミリ
首のむくみについては、なんとなく聞いたことがあったが、この時はまだそんなに深刻なことと捉えていなかった。
「染色体異常がある確率は50-65%くらい、何もなく健康で産まれてくるのは15%くらい。突然のことでびっくりされたと思うけど、羊水検査とか何かしら出生前診断は受けた方が良いと思う。」
話を聞いて、私は頭が真っ白になった。
NT7ミリってそんなにまずいの??
さっきまでエコーで元気な姿を見せてくれていたのに... 信じられなかった。
診察後の夫との会話
健診からの帰り道、関係ありそうなワードで検索をしまくっていた。
【NT】
【NT肥厚】
【NT7ミリ】
【胎児の首のむくみ】
【胎児水腫】
【嚢胞性ヒグローマ】
【システィックヒグローマ】
ネットでNT肥厚について検索すると何もなく元気で産まれたという話もあれば、死産した方の話もあった。
読んでいるうちに圧倒的にマイナスな話が多いことに気付き、私はどんどん絶望感に苛まれていく。
夫にもすぐ報告して、帰宅後に今後の方針を相談する。2人で調べれば調べるほど、悪い情報ばかりが目についてしまい、夫も複雑な顔をしていた。
もし何かしらの異常があったとしても、奇跡的に出産まで辿り着けるとして、生まれた子は幸せになれるのか?
家計的に共働きしないといけないけど、医療的ケアが必要な子が生まれた場合に介助できるのか?
私たちが先に亡くなってしまった後、その子は自立できるのか?
2人で何となくの話はして、染色体異常があって余命が長くない場合、自立が難しい場合は、妊娠の継続を諦めようと言う話をした。
心疾患や奇形の場合は、程度によって話し合おうと言う方向性になった。
私はまだ29歳でまだそこまで高齢出産という年齢ではないのに...
不妊治療までして授かった命なのに...
2人で望んだ赤ちゃんなのに...
中絶まで考えなきゃいけないのは辛すぎる。
夫が年度末の繁忙期なのに、赤ちゃんのための検査とか診察ならいつでも休み取るよと言ってくれて心強かった。
夫がこの子のパパで良かったなと心から思った瞬間だった。
夜遅くまで話し合って、やっとご飯を食べようと思ったが、何だがご飯の味がしなかった。
その日1日の出来事が私の中ではキャパオーバーで、正直メンタルがおかしくなりそうだった。