ちなたんさん……コメント有難うございます!ニアミスですねー皆で代表戦の前説やらせてもらえないかな~
かつて、ノーベル賞候補にもあげられた天才初老ボリス。
しかしその偏屈な性格から、周りからも少しだけ浮いた存在。
自殺をしよーと試み、失敗してしまい、今はしがないボロアパートに暮らしてる。
ある日、ひょんな事から南部から出てきた若くキレイな女と出逢う…
妙な共同暮らしから、結婚まで発展し幸せな生活を送っていたが……
女の母親が訪ねてきて、物語は様々な局面展開をみせ…………
ウディアレンが35年前くらいには、すでに書き上げていた脚本をよーやく映画化した作品
相変わらず、理屈っぽい主人公
ウディアレン自ら演じてはないですが、年齢的にラリーデビットじゃなくとも、ウディアレンがやっても成立したような感じ
映画のストーリーとは、関係なくいきなりカメラに向かって映画を見てる人へ、話しかけるシーン等、ウディアレン流は健在
本題は、『WHATEVER WORKS』
☆何が働くとも☆
みたいな意味
人生万歳!…じゃなくともいいーよーな気がしました
銘打ってるのは、『これぞ!ハッピーエンド』
ウディアレン流の、洒落たブラックジョークやコメディとして見れば、ありなのかもしれませんが
果たして、ウディアレンはハッピーエンドになる事を言いたかったのかな?
結果的にハッピーエンドととしても、ウディアレンが描きたかったのは、人生には思いがけない要素がたくさん含まれてる
挫折や失敗、すれ違いを繰り返しながらも
歩んで、進んで、繰り出して行けば
何が働くとも……
もしかしたら、バットエンドかもしれないけど
ハッピーエンドが待ってるかもね
みたいな作品なようにも思えました
後半切なく効いてくるから、好きです
やっぱアニーホールなんだね
ウディアレンはかなりの女好きですよね
だから、ウディアレンの作品に出てくる女性は皆魅力的です
献身的に男に尽くして、愛を注ぐシーンが多い
そして皆、可愛くキレイ
ミアファロー、ダイアンキートン、スカーレットヨハンソン……
でも、そんな女性の愛に気付かない男は、後にふられてしまう
そんな展開が多い
女は悪くなく、いや悪いように描いてない
男のせいのように
女性を立ててる、敬意を表してる感が否めない
だから、いいんです