昨日の…









ピン芸人・竹岡和範オフィシャルブログ「竹岡仕掛けのタケオカ記」by Ameba-i.jpg







…続き














高校時代の坪井君は、


今よりダークで静かで、眼の奥はやはり笑ってなかったニコニコ








もっと言うならプライム入ってからも、



坪井君しばらく近寄りがたい雰囲気を出していた








よくある、芸人成り立ての“俺の方が面白い”オーラ“他人のネタでは絶対わない”感じ…にひひ





始めたての芸人サンがよくなる現象です







それじゃ中々事務所の芸人サンと仲良く溶け込めない、




今居る、当時居たプライムの芸人サンは



田代サン、

ブーブー織チャンが居たトリオ時代の初期マイみる


ロッキーひだおくらい……





ロッキーなんか俺より、坪井君の方が近寄りがたかったらしぃニコニコ








坪井君は180度変わった








明るく・人懐こいキャラに






昔を知ってる俺からは、それは凄い変貌だと思った








坪井君は努力してた








ただ、眼は笑ってないままニコニコニコニコ








…チャプター広島…





広島の頃は

「かずたか」





竹岡和範と坪井貴成から取ったコンビ名で活動してた






意外と仕事があってアップ


中国地方なんかのスーパーの営業行ったり、ネプチューンさんや吉本の芸人サンがイベントで来た時とか前説なんかやったり



広島ローカルの番組にもチョコチョコ出させて貰ったりしてた








当時は2人でドライブしたり、


俺の元彼女との修羅場に坪井君立ち会わせたりニコニコ


坪井君の劇団に見学行ったり



サトゥも居た広島のクラブに、不慣れな坪井君呼んだり音符



謝恩会の営業とかも行ったりしてた











広島の街角でよく路上ライブもやってた






どんなネタやってたかも覚えてないが







菅井やコニーや友達が、いつも“さくら”で客のフリして路上ライブの客集めやってくれた








あの頃から仲間や友達は、滑ってもウケなくてもダメな俺らを応援してくれてた


“優しい”とか簡単な言葉では片付けられない、毛布のような皆キラキラキラキラ
























すべて、芸人として成功する為だと繋げて行こーとしてた








楽しかった













最初はとにかく東京で生活してく為に、
彼女と同棲していた俺は昼間のバイトを選び~





夕方公園に集まって






ひたすら漫才してた







楽しかった



本も書かず、とにかく二人で掛け合って自然発生する何かをネタにまとめてた






自分が面白い物、坪井君が笑ったとこを中心にネタにして







そんな漫才好きな俺ら心境をよそに、




事務所ではコントを奨められた






最初はずっとコントをやってた







何故か俺らよりよく覚えてたロッキーが言うにはニコニコ





“もも上げ店長”コント







が、1番印象に残ってたらしい~にひひ





タイトルだけ聞いたら、なんか期待しちゃいますが~
当の本人が全く覚えてませんニコニコ









それからライブにも定期的に出させて頂き、

色々オーディションにも行かせて行くよ~になると…





益々俺の上昇思考が高まり、前へ前へ出たくなって行った







この頃から、坪井君が相方になっていった気がする









いい意味でも悪い意味でも









坪井君はあまり感情を出さないタイプ








俺はグイグイ前へ先に上にのし上がりたくて





はっぱ叱咤をかける








徐々に昔の頃のレスリング部の頃の二人ではなくなった








あんだけ毎日一緒に居たらムカツク事も多々だニコニコ






気が乗らない時は癖が気に入らない





坪井君の、がに股だけでイラツクわ~と思う事もあった






多分坪井も同じだったんだろ~にひひ










よく揉めたパンチ!









立ち稽古が1番ケンカになる







ネタを忘れたとか、ネタを失敗した事より




失敗した後の態度や




注意の仕方とかにひひ







血の気が多い俺は、坪井君とケンカしてたのに仲裁に入ったパッチワークやマネージャーさんにまで、飛び火してケンカ売ってたガーン





気付けばケンカの原因だった坪井君が仲裁に入ってて






えっ!?なんで?ニコニコ




なんて事も度々…















それでも舞台に上がると跳ねるひらめき電球









親でもない、兄弟でもなく、恋人でもなく、仕事の同僚とも違う











不思議な間柄














あんだけ漫才好きで固執してたのに、漫才でちゃんとメジャーなお笑い番組には出れなかった








初めてTV出た時、バイきんぐと知り合った深夜番組も、俺の一人喋りと坪井君がただ謝るだけと言うわけのわからないネタニコニコニコニコ







オンバトも何度も挑戦させてもらったが、フニャフニャした結果ばかり汗










コンビで漫才精進してきたのに、皮肉にも俺が一人ピンで細かすぎて伝わらないモノマネに沢山出させて貰う事になる









コンビの結果が悪いと~どしてもお互い相方のせいにしてしまう悪循環の日々もあった






根が粗い俺の口調は、時に坪井君を沢山傷つけたと思う






心優しい坪井君は何年かして、俺の気質に憤りを感じ解散をほのめかした事もあった








楽しくやりたいと











俺はそれでも暴走気味に走り続ける









ある時期、当時のマネージャーと俺が大ケンカし、全く仕事もオーディションもふってもらえず


自分のせいとは言え、悔しい思いを打破したく





キャパ300人の箱で単独ライブを敢行した








意地でニコニコ満席にして結果成功した感じになったが







坪井君的には俺の暴走に思えてたみたいだ

















基本毎日ネタ合わせをした






高円寺マック





ガリベンズにもよく遭遇したニコニコ









二人の反りが合わない時は一言も会話交わさないでネタ合わせ終わった事もあった










逆に互いの波長が合う時は、世間話だけでワイワイ話して終わる事もあったニコニコ









多分、坪井君も俺も最後の方は互いの機嫌を伺ったりしていたニコニコ












何となくで、わかる












基本は俺がネタを考え、一人でボケもツッコミもやって






坪井君が笑ったり反応したとこなんかを採用してきた








いいネタが全く出て来ない苦悩が続くと、ネタ考えない坪井君にイラッとした



逆にジーッと黙ってるだけの俺に、坪井君もイライラしてたんだと思う








難しいもんだニコニコ











それでもハイエナがTVにバンバン出て、売れてりゃ問題は何もなかった







TV出れない、時代の流れに合わない漫才スタイル



二人の高齢化ニコニコ











諦め限界を感じ始めたのだろ~







坪井君は何度か解散、辞める事を相談してきた








その度に俺は何度も引き留めた





ピンでの活路が、なかったわけではない







その頃ピンで、
とんねるずさんの細かすぎて伝わらないモノマネに何度か出演させてもらってたが…





でもコンビはコンビ








一回優勝させて貰って、細かすぎて伝わらないモノマネも“サ行が言えない”ネタから、次のステップに行こーと…




相方と一緒ネタで、ネタ見せも行ってた









コンビで出ようーと


坪井君も引っ張り上げたい








でも、コンビのレスリングネタはギリギリで落ちてしまった

















ハイエナの坪井君との漫才が好きだった









もう1年頑張ろう!!




もう1年頑張ろう!!







と、坪井君を引き留め、ロッキーひだおを容れてトリオでやってみたり


実家のスナックネタや、

俺ら18番のレスリングネタなんかもやった






細かすぎての影響のお陰で、少しは潤ったりもしたが…








くりぃむさんが居なくなり事務所のゴタゴタや、昨今のお笑い不況の流れに










坪井君のお笑いへの熱も急激に冷めて行ったのカモシレナイ









再び劇団を結成した坪井君の意志を

さすがに何度も引き留めれなかった………
























広島から上京する時、



俺は勝手に坪井君の人生も半分背負ったつもりでいた






一緒に出て来た彼女の人生は全く背負わなかったのにニコニコハートブレイク










だから申し訳なかった







いい漫才を作れなかった事







もっと沢山ハイエナとして2人でTVに出れなかった事







何より俺の暴走気味な活動に何も言わずついて来てくれ、何より1番の理解と味方でいてくれた事









御礼が恩返しが出来なかった








引退ライブでも改めて思ったが、坪井君の素晴らしいキャラを活かしきれなかった事














解散、引退決まってから俺らは伸び伸びしてた







間違ったって失敗したって、何だっていいー気持ちで全力で新ネタ漫才をやり切った








もう相方になってからは普段が照れ臭い









舞台上だけ、目を見て坪井君と話してる








不可思議すぎる









どれが本当かわからない





















ケンカや間違い失敗込みがハイエナ漫才だったような気がする











最後は楽しかった












上京してきた頃みたく













引退ライブの朝、有難う~って声かけて別れたかったが…







やっぱ照れちゃったニコニコ


















次の日、ちょっと2人で手紙やり取りした

























『ハイエナのお笑い×ナイト』


インターネットTV番組を5年くらいやってた







俺らハイエナがメインMC




レギュラー芸人達と毎月ワチャワチャ番組やってたアップ
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岩崎浜安が辞め




チビタが消え





頭臭男もライターへ転身





うつのみや八郎は廃業し帰省






そして、相方坪井君も辞め






ロッキーひだおも廃業した















皆、辞めちゃったね





















淋しいね












映画アンタッチャブルのラストシーンみたく、皆居なくなっちゃったニコニコ




























またやりたくなったら帰っておいでよアップ

















何時でもネタ・漫才用意しとくけーねチョキ










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