峠道が改良されたことで生まれる経済性とは!?

 

国道20号の難所である笹子峠に、昭和33年に道路トンネルとして当時日本で第2位の長さを持った全長2953mの笹子トンネルを含む道が開通します。

 

これにより峠道の長さは、14㎞から7.5㎞になり、所要時間は1時間15分から13分に!

 

燃料の消費量も、旧道の2.8Lに対して新道では0.7Lと、なんと4分の1に節約できたのです爆笑

 

市街地でも同様で、地形の困難さが渋滞や地価の高騰という条件に変わるだけです。

 

そこでも交通特性の変化と土木技術の進歩により、道路の改良が行われました。

 

道路の拡幅、市街地を迂回し渋滞を防ぐバイパスを設けること、自動車専用の交通網である都市高速道路の建設などが行われているのです。

 

日本の長い歴史の中で、明治維新から現代まで、道路の改良というのは盛んに行われてきました。

 

最初のきっかけといわれるのが、明治維新によって国民が自由に国内を移動できる交通手段を手に入れたこと、車両を用いた交通が解禁されたこと。

 

こうした自由化が産業を活性化させ、さらに日本を豊かにすることができ、人口の増加、さらなる交通需要の拡大を生む正のスパイラルを育んでいったのですウインク