ヘミは中学生のころ、アメリカにとても強い憧れがありました。

深夜のTV番組で黒人の同じ年の男の子が、画面の中でキラキラ光って見えました。

彼はクリスタルボイスと言われるくらい歌はうまいのは当然の、マライア・キャリーに負けないくらいのオクターブで美声を響かせていました。

 

だからいまだに英語はできないものの、英語にも興味があります。

いつかアメリカに行ってみたい、当時は憧れてやみませんでした。

 

今韓国語を教えるようになっても、いろいろな国を旅する時は英語が話せたほうが有利だなと思います。

昔から日本人は英語で書かれたTシャツを着て、街に英語の看板があれば何だかこじゃれてて、プリクラにも英語を書くとなんだかカッコいい感じがしました。

 

最近、とあることで英語表記をしたいという人が、一生懸命自分の分かりえる英語で書いているのを見たのです。

ただ、それが自分が思っている日本語の意味を的確に英語にしているのか、これは英語が分からないと判断がつきません。

勿論言語はイコールではないので、全く同じ意味になるわけではありません。

それでも一番自分が言おうとしていることが訳せないと相手に伝わらないのです。

最悪、全く違う解釈で取られることもあります。

 

だから通訳士は大変!

ちゃんと内容を把握しないと間違った解釈のまま訳してしまい、相手に間違ったまま伝えられ、それが国際的な会議なんかになると後々大問題になったり、国同士の問題に発展しかねません。

ことばはとても大事なツールなのです。

 

だからヘミの生徒さんが同じような文法や単語に疑問を感じた時、そこはしっかり違いを説明しないといけないとつくづく思います。

それは教える側の責任でもあると思うのです。

 

実際韓国で見た日本語表記です

意味わかります?

多分「かっこいい」

知らないと恥をかく

私たちも英語表記の洋服を平気で着ているけど、英語圏の人から見たらこう見えてるかも…

 

さてその英語表記の件ですが、知り合いがアドバイスをしてくれています。

その単語が正しいのか、もっとこんな言い方があるからどうだとか。

その人が必要とする日本語の意味を踏まえて、アドバイスをしています。

なんて親切なんだ!って思いますよ!!

恥をかくのは自分なのです。

それを周りが教えてくれたら、素直にありがとうじゃないですか?

 

その時少し恥をかくだけで良い!

正直分からないことを聞いたり、助言してもらったり、アドバイスされることってそもそも恥でもなんでもないですけど…。

逆に周りの人のことを聞きもしないで間違った解釈で英語を書いて、英語圏の人に誤解されたり、そもそも英語できないのにカッコつけるなよ~なんて思われる方が恥!

 

ヘミ的には日本語で良いんじゃないかと思うのです。

ことばを教え始めてから、改めて日本語のすばらしさに気づきます。

まず日本語は造語を作りやすかったり、言葉を勝手に組み合わせて作る際にも、あまり大きな縛りがないから自由!

それで日本人同士は納得できることが多い。

漢字に関してもイメージする漢字を当てはめて辞書にない言葉を作っても、その漢字からイメージを連想することができる!

中国語はその点どうなんだろう??

 

例えば「秘蜜」という映画のタイトル、もとは「秘密」なんですが、ちょっとセクシーな韓国映画の日本語タイトルで、イメージが変わりますよね?

 

だから英語表記にこだわらないで、自分のイメージする漢字で造語を作ったりした方がよっぽど個性的でかっこいいし、例えば外国の人に見せた時にも漢字だと受けもいいし、その時のために説明できる英語を用意しておいたらいいんじゃない?…と思う。

この漢字はどんな意味?から興味持ってもらえるかも。

 

英語表記にすればカッコいいかもしれないけれど、できないのにそれにこだわるのは逆にカッコよくない…。

ヘミだってアートをする際に題名に英語やフランス語を使う時ありますけどね~ちゃんと調べます、聞きます、アドバイスに従います、最悪友人の教えてくれたものをそのままに題名にします(笑)

そしてこんな風なイメージを伝えて、相談しあいます。

大事な物なら余計に練ります!

と本人に伝えたいですけど、多分生意気な!って言われそうなので、へなちょこヘミは傍観します笑笑