ソウル市庁の向かいにある徳寿宮の

裏手チョンドン(정동)界隈は

20世紀初頭の公使館や教会など

歴史的な建造物が多く残る街。

現在は美術館や博物館、劇場などに再利用されています。

 

宮を囲む石壁の遊歩道はソウルでも人気の散歩道。

特にこれからの季節は街路樹の紅葉が見もの。

文化の秋にぴったりの観光コースです。

 

 

 

 

 

徳寿宮の石壁に沿って歩くとまもなく

「高宗の道(King’s Road)」へ誘う脇道に出くわします。

 

激動の19世紀末、

李氏朝鮮最後の国王、高宗(コジョン)が

避難した宮から続く旧ロシア公使館への道。

 

悲しい歴史ではありますが、

「高宗の道(King’s Road)」と名付けて、

2018年、約60年ぶりに修復を終えた最後の70mが公開され、

1km強の全道程が市民に開放されました。

 

 

 

遥か120年前に思いを馳せながら

1kmちょっとの道を歩き終えて、

入り口と同じく小さな門をくぐって外を出ると

ロシア公使館のあった広場に出ます。

今ではおしゃれなカフェが並ぶチョンドン。

 

実はここ、チョンドンは

19世紀末、コーヒーが朝鮮に伝わり、

最初のコーヒー専門店ができた場所。

そしてそのコーヒーを最初に飲んだ人が

高宗だったという記録があります。

 

ということで、

この辺りでティータイムということに!


煉瓦造りが外観が素敵と話題のカフェ、

「LUSSO LAB」。

 

 

店内中央にカウンターがあります。

ロースティングも直接しています。

 

 

 

 

 

 

1階エントランス付近のテーブルで

道ゆく人を眺めながらコーヒーを一杯。

 

 

アメリカン5000ウォン

レモンチーズスフレ6500ウォン

 

 

 

King’s Roadを歩き、

高宗の愛したコーヒーを味わいながら

歴史を感じるひと時も

中々良いものです。

 

 

 

루소랩 정동

LUSSO LAB

https://store.naver.com/restaurants/detail?id=38238621