チャン・ドンゴンが歩いている。

そこどこ?

何気ないソウルの街角が

一瞬マンハッタンかと思った…www

 

フードトラックの店先で立ったまま

ドンゴンが、朝食をとる。

あれ、何その食べ物…?

韓国式トーストのはずなのに、

クロックムッシュに見える…

 

4月25日から始まったKBSドラマ

「SUITS(슈츠)」の一場面です。

 

 

(写真はすべてNAVERのイメージ使用)

 

全米で大ヒットした同名の人気シリーズ、

アメリカ法曹系ドラマのリメイクです。

 

 

 

オリジナルはNY最大手のローファームが舞台。

そこは仕立ての良いスーツをビシッと着こなす

ハーバード卒の超エリート弁護士集団

 

 

よく練られたストーリー、テンポの良い演出、

ポップな音楽、ニューヨークの街並み、

加えて弁護士たちのスーツ姿、

何から何まで…全てがスタイリッシュ、

 

とりわけ、セリフがかっこいい!

 

弁護士同士はいつもあんなに

知的でウィットに富んだ会話をしているのかしら??

でも、だってこれ、ニューヨークですから。

 

 

だから、ソウルじゃあ…

いくらチャン・ドンゴンでも無理あるでしょう…

 

 

で、韓国版…

出だしからまるで「SUITS」です...

 

音楽、テンポ、台詞までも

かなり忠実にリメイクしてます。

オリジナルのイメージそのままです...

 

 

だから…...

スタイリッシュすぎるって…....

 

現実感まるでない。

そりゃそうです。

だってここ、ソウルだもの。

 

ゴージャスなフロアで高級なスーツ着て、

お仕事している人ソウルにもたくさんいるけど…

この洗練された会話、

それに仕事の仕方がスマートすぎますよ。

韓国社会とはあまりに程遠い。

 

いくらドラマでも、

この非現実感、すぐに受け入れられないです…笑

 

 

 

 

チャンドンゴンのスーツ姿は

確かにカッコいいです。

 

そしてこのドラマ、この役、

非現実的なチャンドンゴンのルックスと

とてとよく似合っている。

もはや韓国においては彼以外考えられない。

 

さらに

他の俳優陣の存在感、演技力も

オリジナルにまったく負けてない。

 

 

特にチェ・ギファの演技がいい。

「未生(ミセン)」の時とは全く別人、

姑息なエリート弁護士を見事に演じきっている。

お芝居の幅が広いんですね〜

 

でも、

スタイリッシュ過ぎますって!

 

 

 

ドラマはまだ始まったばかり。

ソウルを舞台に

韓国人が韓国語で演じるこのストーリーを

非現実の世界として楽しめるかどうか、

このリアリティのない会話を

受け入れられるかどうかが鍵。

 

 

私的にはいろんな意味で見どころ満載ですが、

一番の収穫は

ソウルって結構素敵な街だったんだ〜ということ。

 

「굿!(グッド!)」

(劇中チャン・ドンゴンのセリフ)

 

 

チャン・ドンゴンが歩けば、

ソウルがニューヨークに見えてくる。

本当ですって…

 

 

確かめたい人は、

韓国版「SUITS」を是非!