シェフ歴40年の韓国中華界の巨匠が
満を持してオープンした中華料理店が「津津」。
津々浦々の”津津”と書いて
ハングルでは「ジンジン(진진)」 と読みます。
2015年オープン以来たちまち行列店になりましたが、
2017、2018と2年連続ミシュラン一つ星を獲得したことで、今では予約が取れない店になってしまいました。
麻浦の本店の他に支店も二ヶ所になり、
現在、名実ともに韓国を代表する中華店と
言えるでしょう。
とは言っても…
韓国中華の定番、
ジャージャー麺やチャンポンはありません。
入ってすぐ、ワンシェフの写真と〜
ミシュランガイド、ガラスの盾〜
赤い壁と茶系で統一したインテリア。
一流ホテルのシェフを経験したオーナーが
手頃な価格で高級な味をということで、
メニューは厳選した10品に絞ったそうです。
1 蒸豚の五香冷菜
2 カニ野菜炒め
3 八宝菜
4 芥子菜牛肉炒め
5 鳥唐揚げの甘酢ソース
6 海老パン
7 麻婆豆腐
8 エビチリ
9 なまこ炒め
その他
水餃子
XO醬炒飯
他に本日のスペシャルメニューがあります。
数に限りあり。
まずはメンボーシャ (멘보샤)。
この店を有名にした代表メニューです。
テレビでもなんども紹介された話題の料理です。
プリプリのエビが美味しいです。
本来”メンボーシャ” は中国、広州生まれの料理で、
広東語で”蝦多士”と書きます。
ベトナムやタイにも似たような料理がありますよね。
そのせいか、日本ではどちらかというとエスニックなイメージ。
海老パン、エビトーストという言い方がポピュラーですね。
長崎の”ハトシ”という郷土料理もルーツは一緒です。
(参考写真)
蒸し豚の冷菜
揚げ鳥の蒸し煮(スペシャルメニュー)
特製酢