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「いいね」

 

 

ソウル駅から南山タワーに向かう坂道の途中、

以前から日本語の看板とラーメンの幟が

気になっていた店。

お昼時に店の外に

行列ができていることもしばしば。

 

事前にネットで検索したら

ラーメンの評判も上々。

 

 

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店前に牛ラーメン、牛丼と書かれた垂れ幕。

どうやらここは牛が”売り”のようですね。

 

でも牛ラーメンって…?

 

 

 

この日は土曜だったので、

12時過ぎでしたが、最初のお客でした。

 

カウンターだけの狭い店内、

ポスターなど日本の小物で装飾しています。

 

 

こんな醤油差しあるんですね。

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人気の牛ラーメンと牛丼を注文しました。

キッチンがよく見える席に座って、

キリンの生ビールに

テーブルのキムチをつまみながら待つことに。

 

 

程なく

店長?が目の前で調理を始めます。

 

手にしたラーメン丼の

蒸気で曇ったラップをはずすと

チンした玉ねぎのスライスが…

 

そして、その上に

下味のついた生の薄切り牛肉を乗せます。

 

え?!

 

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なんと、

その場で牛肉をトーチで炙り始めました!!

炙るというより丼の中で炒めている感じ。

ええっ?!

 

しばらくそうして、

お肉に火が通るまで、

焼いていました…

 

続いて、また別の

ラップしたラーメン丼が後方から届きました。

ラップを外すとチンしたご飯…

 

そしてそのご飯の上に

炙った牛肉と玉ねぎ、白髪ねぎをのせて…

さらにまた炙り始めます…!! 

 

もう目が離せません!

 

 

にんにくチップと紅生姜をトッピングして、

出来上がった牛丼がこちら!

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丼一つにトーチだけで作ったと思ったら、
なんだか驚きです。

 

 

 

こちらは牛ラーメンです。

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やはり牛肉をトーチで炙ってました。
 
 スープも一人前をフライパンで温めてましたが、
多分インスタントでしょう。
厨房には出汁を取った気配がありません。
 
調理を見ている時はすっかり
食べる気が失せていたのですが、
二品ともビジュアルがそれなりで、
しばし絶句です。
 
しかも意外や意外!
牛丼が…
結構うまい。
ラーメンのとんこつ風スープも
炙った牛脂が香ばしく、
もやしもシャキシャキして…悪くない。
 
え?!
これが炙りの旨味??
 
いやいや…
実は先ほど、白い調味料を
丼にごっそり入れたのを
はっきり見てしまいましたから〜
 
 
トーチのせいなのか、化学調味料の力なのか…
いずれにしても
調理過程を見ていなかったら、
結構美味しく食べてしまったのかもしれない…
 
 
それにしても
なんでお鍋を使わないんだろう??
オープンキッチンで、
こんな調理法って……
 
 
「この店、どれも美味しいんだよ」と
券売機の前で迷っている
韓国の若者4人の声を背に、
目の前の、
すでに空になった丼の底をじっと見つめながら、
自分の味覚にガックリしました。
 
 
なんだろう…
この敗北感…(笑)
 
 
 
 
이이네
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