2重の円でふたつに仕切られた斬新な鉄板。
特注でしょうか。
外側はとろけるチーズのお堀、
そしてチーズに包囲されたタッカルビ。
その名も「チーズポ〜ンダッ(치즈퐁~닭)」!
明洞にあるタッカルビの有名店、
「ユガネタッカルビ(유가네 닭갈비)」に
行ってきました。
チーズタッカルビ、リベンジです(笑)。
ここは創業30年以上のチェーン店で、
明洞にも2、3件ありますが、
繁華街でよく見かけます。
誰もが好きな味付けで、観光客にも人気です。
左は普通のタッカルビです。
カロリーが気になる大人用。
どちらも2人前。
テーブルの上で店員さんが
木じゃくで炒めてくれます。
汁ハネを防ぐために鉄板を
大きなステンで囲います。
でも正直…
囲いが無意味なほど、
匂いが辺りに充満しています。
美味しそうな匂いではありますが…
チーズもそろそろ温まってきました。
周りから溶けはじめてます。
それではいよいよ。
まずはお餅から。
チーズポ〜ンダッ〜!
ちなみに”チーズポ〜ンダッ”は
チーズフォンデュとタッカルビの造語です。
ポ〜ンダッの”ポーン”は
フォンデュの”フォン”ですが、
韓国語は”ポーン”と発音します(ややこしい)。
とにかく。
タッカルビをチーズにつけて食べる、
ということ。
だからチーズタッカルビではなくて、
チーズポ〜ンダッなのです。
チーズにつけると辛味が中和されて、
子供達も大満足。
毎回チーズを長〜く伸ばしては
歓声をあげながら大喜びして、
最後の一口まで残さず食べました。
最初にタッカルビとチーズを合わせた店が
どこかは知りませんが、
フォンデュにしたのは多分
ここのオリジナルでしょう。
思えば
2014年に放送された
大人気ドラマ「未生(미생)」の中で、
社員たちが会食するシーンで食べていたのが
ここの「チーズポ〜ンダック」でした。
当時、他のドラマでも
度々この料理を食べるシーンがありました。
見たことのない特徴ある鉄板に
糸引くチーズがインパクトありすぎて、
ストーリーにそぐわない強引なメニューだなと、
笑ったのを思い出しました。
積極広告中だったのですね^^
鶏肉の量は若干少なめ、
シメの炒めご飯はいまひとつ
物足りない味でしたが、
タッカルビの味は評判通りで、
チーズと食べると一層美味しかったです。
トロトロチーズで大人も盛り上がる
タッカルビを是非!
유가네닭갈비 명동1호점