入り口にある暖簾の通り、
ここは韓国式”トンカス(돈가스)”ではなく
日本式の”とんかつ”店です。
ヒレかロース、
部位を選べるのも日本式。
エビフライやカレーもあります。
カウンター席の奥にテーブル席もあります。
木の壁や床の色に日本のとんかつ屋を思わせますね。
400時間熟成させたA++の国産雌豚のみを使用し、
低温でじっくり揚げます。
そのため、できあがるまで20分かかるとのこと。
わさびのほか、
ヒマラヤ、トリュフ、レモンの3種類の塩で
食べるのがオススメと説明にあります。
大体とんかつを食べたい時は
かなりお腹が空いている状態なので、
この20分は長いです。
生ビールを飲みながら待つことにします。
空腹を期待で慰めているうちに、
大きなトレーがやって来ました。
ロース(220g)カツ定食
ピクルスと豚汁がついて、W17000
全体的に器が大きいので、写真ではわかりづらいですが、
結構ボリュームがあります。
肉厚のロースがほんのりピンク色。
韓国ではあまり見ない厚みです。
いい具合に火が通っています。
オススメ通り、わさびと塩で食べてみます。
こだわりの肉だけあって、豚肉の旨味が広がります。
とても柔らかいです。
こちらはロースカツとエビフライのセットW27000
尾頭付きの大エビが2本ついてます。
セットのとんかつも同じ220gなので、
かなりのボリュームです。
勢いよくかぶりつき、
半分も食べないうちにもうお腹いっぱいになってしまいました…
肉厚のせいもありますが、
衣がヘビーです。
パン粉が油を吸いすぎています。
低温で揚げたせいでしょうか。
でも仕上げに高温で2度揚げすれば、カラッとなるはず。
エビフライの方も同じです。
あるいは油のせいかもしれません。
日本のカツや天ぷら店は食材同様、油にも気を使っています。
豚肉は韓国でほぼ最上級の肉質。
しかも熟成400時間。
せっかくここまで肉にこだわったので、
油にもこだわるともっと美味しくなるのに…
インテリア、メニュー、雰囲気、こだわり…
正直外国でこの程度の日本を味わえる店はそう多くないです。
だから、
残念です…
韓国ならではのこだわりとんかつを
期待しすぎたかもしれません。
やっぱり日本式とんかつは
日本で食べるべし!(笑)
ということで、
あしからず…
「정돈프리미엄 신사점」
https://store.naver.com/restaurants/detail?id=148179327