★★★(平均視聴率:14.5%)
○演出:若松節朗/谷村政樹/村谷嘉則/永山耕三 ○脚本:坂元裕二 ○プロデューサー:村瀬 健
○制作:フジテレビドラマ制作センター
最終回の視聴率は15.6%。
この数字が表すように視聴者にとっても制作サイドにとっても“月9”としては期待はずれだったことは間違いない。
ただそれでも第8回と第9回。
これは秀逸だった。
特に第8回、濱田岳君を迎えに行く織田裕二さんの画に併せた織田裕二さんの語り。
前クールの“月9”、『CHANGE』の最終回の木村拓也さんのロングインタビューも確かにすごいと思いましたが、
演技ではなく、文章としてこれだけ響いたモノは久しぶりだった。
今クール一番優れていた脚本、それが『太陽と海の教室』第8話です。
『海のすぐそばにあるこの学校を、
僕は随分と気に入ってしまいました。
出来ることなら、あの太陽と海のもとに教室を移し、
君たちと話したかった。
今日まで僕が見て来たもの、
僕が行った場所、
僕が出会った人、
この世界には、ありとあらゆることがある。
だけど、僕たちはその一部しか見ることが出来ない。
だから僕達は、出来る限り旅をし、
人と出会うべきなんだと思う。
生きてれば、嫌なこともあるだろう。
嫌な人と出会うこともあるだろう。
それでも君は、生き続けなければいけない。
君は17才だ。
君が過ごしてきた時間は、
君がこれから生きる時間の、ほんの一部なんだから。
君が生きてきた場所は、
君がこれから行く世界の、ほんの一部なんだから。
君はまだ、人を嫌いになるほど人に出会っていない。
君はまだ、世界が嫌いになるほど、どこにも行っていない。
君はまだ、生きることに絶望するほど、生きてはいない。
君が知っているその小さな世界から出れば、
まだまだ希望はある。
君が信じた数だけ、希望はある。
どうか信じて欲しい。
この世界は、君が思うより、
ずっとずっと眩しく、
ずっと美しく、
あの太陽と海のように、
君を迎え入れてくれる。』
第8話、ぜひ観て欲しい。
▼『太陽と海の教室』HP:http://wwwz.fujitv.co.jp/sun-ocean/index.html
