★★★☆☆ (
3つ)
ミニシアター系の映画ですが、巷ではすこぶる評判がいいこの映画、「父の日」に家族で見てきました。
文化的にも閉鎖された東ドイツという国で、芸術のために危険を冒す劇作家とロボットのように国に尽くす秘密警察官。
互いの心の葛藤の合間に人間の罪と許しが垣間見える。
1989年、ベルリンの壁崩壊。
平和ボケの日本におけるほとんどの小学校5年生と同様で、社会主義のことすらきちんと認識していなかったことと思う。
ただ、壁崩壊から何日か後、父の知り合いから送られてきたベルリンの壁のかけらを「そーなんだ~」と不思議に眺めていたことを覚えている。
そんなボクには、やはりこの映画を隅々まで感じることはやはり少し難しかった。
だが、当時ハンガリーやルーマニアなどの社会主義国で生活を送っていた父と母にはいろいろと思い出すこともあり、やはり響くものがあったようだ。
歴史的事実のダークサイドにもきちんとフォーカスをあてることってすごく難しいですよね。
国を含めて、自分のアイデンティティを否定してしまうような。
複雑な過去にもきちんと向き合ったこのドイツ映画には賞賛を贈りたいです![]()
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