去年、授業に来てくれていた、


商業の先生の話。


今さっき、検定の勉強をしていて、


点が取れずに落ち込んでいたとき


ふっと思い出しました。



『サーカスのゾウさんの話。』



昨年の授業中、


ある女の子が


「あたし阿呆やけん、出来んゎぁ。」


と発言した後、先生が。


「その、諦めの言葉嫌いやなぁ」


って。


それから、授業そっちのけで、話してくださりました。




みなさんは、サーカスのゾウが逃げない理由、


知ってますか?



あたしはずっと、

逃げられないのではなく、


逃げないのだと思っていました。



サーカスのゾウさんは、


小さい頃からサーカスにいます。


お母さんやお父さんと離されてしまった


小象はきっと、


ママとパパが恋しくなって、


生まれた故郷を想って、


逃げ出そうとするでしょう。




みなさんは、ゾウさんが繋がれてるとこを、


見たことありますか?




ゾウさんが逃げ出せないようにと


足に付けられた重たい鎖は


頑丈な杭に繋がっているんです。




サーカスの劇場から


逃げたくて、


ママやパパや仲間の所に


帰りたくて、


一度はきっと試すんです。


鎖から足が抜けないかと。


杭が地面から抜けないかと。




だけど、どっちも


頑丈で、抜けないんですよね。


小象の力は、強いんでしょうけど。


抜けないんです。


もし、万が一、逃げられたとしても、


戻って来てしまう。


連れ戻されてしまう。


だから、諦めてしまうんです。



大人のゾウになったら、


もっと、もっと力があるのに。



一回試して無理だったから…と。


諦めてしまうんです。



故郷に


帰りたくないわけじゃないんです。


故郷を


忘れたわけでもないんです。



ただ、諦めてしまっただけ。


大人になったゾウさんは


抜けるほどの力をもっているかもしれないのに。


一度の諦めで、


人生が決まってくるんです。


あたしたちもきっと同じ。



―・・・そう、話してくださいました。



・・・もう一度、検定問題、


チャレンジしてみようと思います。



試験は明日。


だけど、後悔しないように。


悔いの残らぬように。


まだまだ!!


諦めずに!!


きっと、大丈夫だから!!


*そう自分自身に言い聞かせて―…。


   あじさいaiあじさい