2019年9月1日

 

夏が終わり、新しい季節の新しい月が出発です。

今月は、当地ではおそらくメダカが自然条件下で繁殖できる最後になると思います。

おかげで、錦秋、黒色ラメ、三色ラメ幹之、オロチはまだまだ産卵していますが、もうすぐ峠を越えるかと。

今の思いは来年のことばかりで、来春からの大繁殖を念頭に、相棒と準備に励んでいます。

 

このブログは僕の個人的なことを親しい人たちに知ってもらっておこうということで書いています。

多分に私的な内容で、メダカや熱帯魚に関する記事はそう多くありません。

したがって、お魚好きの皆様にはあまり興味もない内容が多いわけです。

そこで、メダカや熱帯魚などに内容を特化したブログを別に作っています。

メダカの学名をヒントに、関心のある方は探してみてください。

 

さて8月最後の夜となった昨夜、7月に買った「壱岐、対馬の道」という一冊を読み終えました。

 

 

これは司馬遼太郎さんの街道をゆくシリーズの中の一冊で、壱岐市立一支国博物館で旅の記念に買ったものです。

かなりひどい二日酔いでしたが、せっかく相棒が案内してくれた所でもあり、館内を巡りました。

古墳をはじめ古代資料がこの島に多いことを知ったり、卜占が盛んであったことなどを知りました、

この本を読んで、改めて壱岐という島の歴史的貴重さを知らされ、

訪問前にもっと勉強していくべきだったなあと反省しきりです。

そこで、近い将来にもう一度この島をじっく巡ってみようと思いはじめています。

 

実は歴史にそれほど大きな関心があるわけではないのですが、古い歴史を持つ離島のあれこれには惹かれます。

7月に訪ねたとき、僕はかなり大きい関心をこの島に持ちました。

無論、今頼りにしている相棒が案内してくれたということもあるのでしょうが、

非常に豊かさにあふれた「農」の風景があり、一方では豊かな海に囲まれているという地理条件が僕を目覚めさせました。

 

おいしいウニ丼を食べたことも幸せでしたが、食欲というような低次元の本能でなく、

もっともっと崇高な(笑)僕の欲望、知的な欲求を満たす要素がここにあると思いました。

そしてそれを司馬さんの一冊がさらに高めてくれたのです。

 

旅をしながらこのような本をの残せる才能が欲しいと昨夜強く思いました。

 

そして、「そうだ、僕も僕流の街道をゆくを書いてみるのもいいのかも・・・・・」と。

もしそうなら、第一巻は、「僕も街道をゆくその1 マロロスへの道」となるような・・・・・・・。

あれこれ楽しい思案をしながら眠りについて、今朝を無事むかえました。

 

みなさま有意義に、有意義に良いひと月をお過ごしください。