
10月10日、キタニタツヤ のコンサートに行ってきました。(初参戦)
One Man Hall Tour 2025 “Crepuscular”
ファン層は 10〜30代? やはり若い人が多い印象。
今回は開演直前のアナウンスに驚かされました。
「この公演は全編、スマートフォンでの撮影・録画OKです。」
最近、ライブでの撮影を許可するアーティストが増えていますが、指定の一曲だけや終演挨拶時のみの撮影などに限定されている感じかと。
それがまさかの「全編」というワードが聴こえてきてビックリ!
「えっ?全編?!」 聞き間違いかと思って隣席の男の子(学生さん)に確認をしたほどw
嬉しくてすぐさまスマホを取り出し準備したものの、全編OKなんて言われると逆に困るものですね。
初めてのライブを楽しみたい。その一方で折角だったら撮影したい。
お目当ての歌はじっくり聴きたい。と思いつつ、カメラにも収めたい。
だけど、撮影モードに入ると動けず音楽に乗れなくなるというジレンマがあって、
今は撮影をするべきか否か悩まされたり、いつお目当ての歌が披露されるのか分からないからずっとソワソワしていたり・・
やや集中力に欠けたライブ参戦になってしまって残念でした。(反省)
若い人達は慣れているのか全編を撮影する人や、撮影をしつつカラダを揺らして普通にライブを楽しんでいる強者もいましたw
さて、“みいはあ”が キタニタツヤを初めて知ったのは ♪青のすみか (2023年) がヒットしている頃。
音楽番組で聴いて、センスある曲、いい声だと思いながらも、その姿がクールだったので苦手なタイプかもと敬遠。
それが昨年、中島健人とのユニット GEMN(ジェム)の曲 ♪ファタール のパフォーマンスを観て・・・
あんなに踊れるんだ!? ケンティーより年下だとは?! とダブルの驚きで再び注目の対象に。
そして、この歌に心を掴まれたのです。
キタニタツヤ 🎵私が明日死ぬなら 作詞・作曲:キタニタツヤ(2024年)
アルバム『 ROUNDABOUT 』収録曲。
* 『私が明日死ぬなら』歌詞
「私が明日死ぬなら…」「あなたが明日も生きたら…」
衝撃的なテーマのメッセージソング。あなたはひとりじゃない。
生きることに疲れた人に寄り添う心優しい歌詞にグッときました。
「あなたが明日も生きたら… 嫌いな色全部塗りつぶそう」
このフレーズが好きです。とても心強くて頼もしく感じる言葉。
ご自身も挫折を味わったことがあるそうで、真実味のある力強い表現だと思いました。
この歌をお守りにして欲しい。「あなたは明日も生きていくんだ 約束だよ」
そうです。お目当てはこの歌。この曲を聴きたかったのです。
初めて行ったキタニタツヤLIVE。
メッセージ性の高いライブ構成で、その想いに共鳴するファンの熱気が感じられました。
最初に全編撮影OKであるということに驚きましたが、最後の最後にも驚かされました。
アンコールが一切無かったのです。(本編で完結されたステージ。)
ラストの曲を歌い終えたあと、あっさりとステージから去っていった瞬間のインパクト。
久しぶりの体感・・あの潔さはかっこよく思えました。