9月22日
台風16号の襲来予想が遅れているために今日も晴れの予報を菊っちゃんから貰ったので自転車で通勤。
いつものように川の遊歩道を下流へ下って行く。途中、飛び石が置かれて川を渡れるようになっているところで丁度向こう岸から渡ってきたと思われる二十代中頃の二人のお嬢さんを見かけた。
自分が通りかかるとお嬢さんのひとりこちらを見て微笑んでいる、ように見えた。まるでグラビア写真のアイドルのような満面の笑みだ。
「えっ、何?」と思ったが、一瞬のことだったのでそのまま通り過ぎた。
飛び石の対岸には最近出来た外国資本の高級ホテルがあって、もしかしたら彼女らはそこの宿泊客で道を聞こうとしていたのかもしれない。微笑みは道を聞きたいなら声をかけてくるはずだが、きっと東アジア系の外国人旅行者でそうもいかなかったせいなのだろう。
止まってあげればよかったかな。
でもあの微笑みならきっと誰かを捕まえて事なきを得ていることだろう。
"Bon Votage!"
『生まれた時からアルデンテ』を読了し、今日から荻原浩さんの『明日の記憶』。
2014/9/22 つづく 図書館 明日の記憶[荻原 浩]
2014/9/13 2014/9/19 プレゼント 生まれた時からアルデンテ[平野 紗季子]
2014/6/24 つづく iBooks 思い出す事など[夏目 漱石]