5月2日の読書 河岸忘日抄 | ヒデゴンのブログ

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5月2日晴れ

せっかく『河岸忘日抄』を読んでいるので今日は河原の話。

今朝もまあ晴れ、若干湿度が高めなのでなかなか河原の地面が乾き切らない。

ホコリが立たなくていいとも言えるが、自転車の後輪から砂粒が跳ね上がって靴の隙間に入ってくる。どんだけの確率で入るねん!という感じだが、砂粒は果敢に挑戦して、いつも2,3個成功をおさめる奴がいる。


昨日から川床が始まり、帰りの景色がガラリと変わった。

夕方、昼と夜の間のほんの少しの時間、空は3,40分程度濃い青に変わる。
トワイライト・ゾーンだ。

河岸は約2kmに亙って納涼床が並び、たくさんの白熱球が川床の料理と酒を照らす。歓談の声も聞こえてくる。

対岸から見ると川面には白熱球が反射して下からも床を照らしているようにみえる。下の明かりは川の流れで揺らめいて動画で眺めても綺麗だ。

日没前後の空の濃青、川床の白熱球が発する2800K程度の色温度の低い電球色、電球色を映す川面の黒の組み合わせはなかなかの景色だ。

ユスリカの蚊柱さえなければ最高の風情なんだけど。

今晩帰りに写真でも撮って帰るとしよう。


2014/4/2 つづく 購入 フラニーとズーイ[J.D.サリンジャー]
2014/4/1 つづく 図書館 河岸忘日抄[堀江 敏幸]