こんばんは、営業キャリアコンサルタントの中嶋英樹です。


本日の日経新聞の7面に“増える不正の発覚”という記事が掲載されました。


“不正が増えたのではなく、発覚が増えた”という言葉は、耳が痛いです。

私のいるIT業界でも不正は横行しています。

SESとよばれる派遣でもなく、請負でもない、しかも一人派遣状態を作り出す制度があります。

労働基準監督署も把握はしていますが、摘発されるのはごくわすかな企業だけで、“うちは大丈夫”という根拠のない言葉だけで取引がされています。

多重派遣を回避するための方法として、支援費対応というものがあります。

これは、お金をあげるから、契約上は間に入らず、下請企業と直接取引をさせてくれっというもの。

多重派遣の隠蔽工作です。しかも準委任契約になっており、一人請負状態です。


また、契約が決まっても単価が高いから下げてくれと言ってくる、下請法違反の会社もあります。

その会社は上場企業でこちらは資本金1000万円の中小企業なのにです。

たまに単価をたたくと公取にたたかれますよっとちくりと刺してみています。


上位企業から案件をもらうと、Xに投稿していり輩もいるそうです。

フリーランスが食いついてくるらしいです。

守秘義務違反ですけどね!


あと、エンジニアを雇用している会社にも不正はあります。

正社員として募集しておきながら、給与は契約単価と連動していて、月の売上の8割還元だから、契約か切れると自動退職で次の契約が決まれば、再雇用しますなどと言っている会社もあります。


IT業界の代表的な違法行為を挙げさせていただきました。


ではでは