ゆきなが好きな場面集指輪


〇「僕たちはみんな死ぬの?」とフレディは尋ねました
〇「そうだよ」とダニエルは答えました。「あらゆるものは死ぬんだ」
〇「ぼくは死なない!!」とフレディは言いました
〇でも、彼の友達は次々と落ち始めていった
〇やがて、その木には葉っぱがなくはだかの木同然となりました
〇「ぼくは死ぬことが怖い」とフレディはダニエルに言いました
〇「ぼくたちは、みんなが怖がるとは知らない」とダニエルは言いました
〇「でも、きみは春が夏になっても、夏が秋になっても、怖がらなくていいんだよ
〇自然と いうものは、変わるものなんだよ




P、82
〇「ぼくたちは、春には戻る?」とフレディはききました
〇「わからないよ。でも
『命』は戻るよ。『命』
は永遠に続くからね。そして、ぼくたちはその一部なんだよ」とダニエルは答えました
〇「ぼくたちは、落ちて死ぬだけなんだ?それじゃなぜここにいるの?」とフレディはまたききました
〇ダニエルは言いました「友達や、太陽や陰のためだよ。覚えているだろう、あのそよ風や人々や葉の色を。」
〇「それだけで十分なの?」〇その日の午後、ダニエルはにっこりと笑って落ちました
〇フレディだけが枝の上に残った唯一の葉っぱでした



P、83
〇翌朝には、初雪が降っていました
〇風が吹いてきて、フレディを奪おうとしました
〇全然痛みを感じませんでした
〇落ちながら、フレディは 初めて木の全体を見ました
〇彼は目を閉じて、眠りにつきました
〇彼は、知らないのです
〇でも、木の中にも地中にも、もう春の葉っぱのための準備が出来上がっていたのです

クローバーおしまいクローバー