しばらく更新出来なかったです。
更新出来なかった事がずっとモヤモヤしてました。

何故出来なかったのかと言うと、体調を一気に崩していたから。

前回出展した池袋てづくり市の3日前に激しい腹痛で夜間救急へ行きました。

結局、原因不明。と、言う名の腹痛。
原因は必ずあるものだが、原因が分からなかったのだから「ただの腹痛」

でも、ひとつだけ思い当たる事がある。
今日はその検査のためにこれから病院のハシゴをしてみようかと。

この二つの病院の予約可能な時間が6時間も間が空いてしまったので、「これは幸い」と、ばかりに渋谷へ映画を観に行って来ました!!

シネマライズ
『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』

photo:01



上映終了まであと二日だったから、駆け込み。

この空き時間に感謝した。

彼女のリビングルームは「地獄の庭」と、名付けられている。
チラシとなっているこの場所こそ地獄の庭。

(彼女のトレードカラーである「赤」をファッションに取り入れていたら
「ダイアナ割」が適用されて¥1000で観られるっ♪ルンルン。)


この映画はドキュメンタリー。
いや、回顧録?かな。

彼女は元「ヴォーグ」編集長
20世紀ファッション界の発端だった人。
キャッチコピーは
「攻撃する、エレガンス。」

映画の存在は、初めて立ち寄った洋服屋さんで出会い、いきなり意気投合してお友達になったショップ店員の女の子から教えて貰った。

映画はそのものズバリ、疾走していた。

目まぐるしく疾走して行く彼女に巻き込まれる様に、映画も当然疾走していた。

私はついて行こうと頑張ったけど、序盤ですっかり置いていかれて、あとは巻き込まれもせず、ただただ傍観者になっていた。

あと何回観れば少しは巻き込まれる事が出来るだろうか?

とにかく、観終わった今はただ走った後の脱力感と、飽和感。

彼女の言葉を借りれば、私は「1000年遅れてる」と、思った。

やりたい事、というかやるべきなのにまだやってない事が多過ぎる。

世界の広さと地球の広さを知り、己の世界の狭さが鬱陶しく感じるほどだ!!

でも今日、息を吹き返した。

息を思いっきり吸って吐いた。

懐かしくも新鮮な空気を吸った。

私には恐いものなど何も無いし、失う物も無い。
ただ突き進むだけ!
突き進む事が気持ちよかった。

そんな頃の味の空気だった。


取り敢えず、私には全く参考にならない。と、思っていたお手軽なファッション誌では無い「ヴォーグ」という名の芸術の見方が何と無く分かった気がするので、ヴォーグを愛読する事にしようと思う。


ちなみに「プラダを着た悪魔」のモデルになったのは、現ヴォーグ編集長「アナ・ウィンター」

ダイアナがモデルになった映画は数しれないけれど、例えばオードリーヘップバーン主演の「パリの恋人」とかとか。