ある経済行為と生産のなかで起こった、ちょっとした「隙き間」があるとします。
計画の中でそれは計画された隙き間であり、何も無いようでありながら、その空間には
計画が詰まっていて、何も行われていないのに、計画によって駆動していることになります。
どうしてこの場所はこんな空間をしているのだろう。
その素朴な疑問から始まった本企画は、今ある姿から別の姿へ変わっていく行程の中で
予定されていなかったブランクに、２つの展示を限定的に介入させる事で、空間や場所を
読み替え、計画のうちにある計画され得ないことについて考える試みです。
「交感と交換」では“すすきの”のスナック跡地を舞台に、3人の作家を紹介し、
交換行為の中で交感され得るものは何なのか考えます。
越山計画では「ここはどこか、あるいは何か？」と題し、自己言及性と差延について考えます。
これらの「イベント」から今いる場所が一体どこで、どのようなものなのか、そこで行われて
いる行為とは一体何なのかを、横断的に展観することができるのではないでしょうか。
交感と交換
泉 太郎、河合政之、百瀬文
会期 2013年11月28日[木] ～ 11月30日[土]
会場 第8桂和ビル 3F/7F（札幌中央区南6西3丁目）[google map]
開館時間 18:00-22:00
会期中無休
入場無料
◎百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》
上映スケジュール
各日とも ①18:00～、②18:30～、③19:00～、④19:30～、⑤20:00～、⑥20:30～、
⑦ 21:00～、⑧21:30～ となり、上映中の途中入退場は出来ません。
入れ替えは各回とも開始約5分前から、上記上映開始時間までになりますのでご注意下さい。
ここはどこか、あるいは何か?
井上裕加里、榎倉康二、大久保愛、小沢さかえ、だつお、福居伸宏、帆苅祥太郎
会期 2013年11月25日[月] ～ 12月14日[土]
会場 越山計画 札幌市中央区北2条西3丁目 1番地 越山ビル202 [google map]
http://koshiyamap.blogspot.jp
開館時間 12:00-18:00
休館日 日曜日・祝日
入場無料
関連プログラム
◎レセプション
日時 11月30日（土）20:30-22:00
会場 越山計画
◎トーク「展覧会を作るための前夜のことについて」
日時 11月30日（土）19:00-20:30
会場 越山計画
ゲスト 大下裕司（本展キュレーター） 長谷川新（インディペンデント・キュレーター）ほか
◎LIVE Performance
河合政之with 浜崎亮太
日時 11月29日（金）20:00-21:00
会場 第8桂和ビル7F ルーム1（展示室内）
出展アーティスト
泉太郎 （1976-、奈良生まれ）
2000 多摩美術大学美術学部絵画学科卒業
2002 多摩美術大学院美術研究科修士課程修了
http://taroizumi.com/
井上裕加里（1991-、広島生まれ）
2012 倉敷市立短期大学 服飾美術学科 卒業
2013 成安造形大学 芸術学部芸術学科美術領域現アートコース 在籍
榎倉康二（1942-1995、東京生まれ）
1966 東京藝術大学（油彩科）卒業
1968 東京藝術大学大学院（油彩画）修了
大久保愛 （1984-、東京生まれ）
2009 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業
小沢さかえ （1980-、 滋賀生まれ）
2003 京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科洋画コー
ス卒業
2008 ウィーン造形美術大学卒業
河合政之 （1972-、大阪生まれ）
1996 東京大学文学部美学芸術学科卒業
2012 東京大学大学院総合文化学科超域科学専攻（表象
文化論）修士課程在籍
http://masayukikawai.com
だつお （1990-、東京生まれ）
2013 東京藝術大学 在学
http://datsuo.oboroduki.com
福居伸宏（1972-、徳島生まれ）
2004 金村修ワークショップ参加
http://www.nobuhiro-fukui.com/
帆苅祥太郎（1984-、東京生まれ）
2007 和光大学表現学部芸術学科 卒業
百瀬文（1988-、東京生まれ）
2011 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2013 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵
コース修了
http://ayamomose.com/
◎お問い合わせ
・越山計画 011-205-0161 / koshiyamap@gmail.com
・企画（担当:大下） horkeu@gmail.com
・事務局（担当:佐野）090-9514-6693（13:00~）/ sano@cai-net.jp
主催 北海道地域連動アートプロジェクト
助成 公益財団法人 福武財団
協賛 ギャラリー門馬
特別協力 株式会社 桂和商事
協力 東京画廊+BTAP、MORI YU GALLERY、CASHI、小山登美夫ギャラリー、
ギャルリー東京ユマニテ、株式会社ススキノ革命会議 代表取締役社長
本間一慶（ススキノシアター、BAR一慶）、愛育病院外科 村上貴久、
Salon Cojica 、CAI02/CAI現代芸術研究所、 札幌駅前通まちづくり株式会社