ウィリアム・アンド・メアリー大学へのMBA留学-William and Mary Mason School of Business-William and Mary



今日は、簡単ですがウィリアム・アンド・メアリー大学の紹介をしたいと思います。


大学名称:The College of William and Mary in Virginia
ビジネススクール名称:The Mason School of Business


本大学は、アメリカ合衆国バージニア州ウィリアムズバーグに位置する、男女共学の小さな公立大学(全学生数:約8,000人)で、ハーバード大学に次いでアメリカ合衆国で二番目に古い大学です。1693年に設立され、400年以上の歴史を持つ大学です。


1693年にイギリスのウィリアム3世 (イングランド王)とメアリー2世 (イングランド女王)による英国王室の認可に基づき創設されましたことが校名の由来です。


卒業生には、アメリカ合衆国初代大統領のジョージ・ワシントンや合衆国憲法を起草し第3代のトマス・ジェファーソン、第10代ジョン・テイラーなど米国初期の大統領を数名輩出しています。

その他にも合衆国最高裁判所の首席裁判官ジョン・マーシャルや、アメリカ独立宣言にサインをした16名など、アメリカの国家の発展にとって重要な人物が卒業しています。 ファイ・ベータ・カッパ優等学生友愛会の創設にも寄与しており、パブリック・アイヴィ(Public Ivy)のひとつとして評価されているようです。 


USニューズ&ワールド・レポートの2007年度のランキングでは、学部のプログラムの総合評価はバージニア州内では第2位、全米州立大学内では第6位、全米では第31位にランクされています。(ウィキペディア引用)

2007年5月に設立400周年を迎えた際は、イギリスのエリザベス女王が彼女の生涯で2度目の訪問をされたそうですが、そのニュースは世界各国で報道されました。


残念ながら日本での知名度はまだまだ低いですが、米国建国と共に歩んだ歴史や多くの卒業生のため、米国での知名度は非常に高く、ミシガン大学、UCB、UCLA、バージニア大学、UNCなどと比較される場合が多いです。


写真は、Wren Buildingと言い、大学の象徴的な建物になります。
アメリカの教育機関の中で、最も古く歴史のある建物のようです。この建物の保存については、ロックフェラー家の援助を受けたようです。


本大学はイギリスに所縁があるため、キャンパスの建物全てがこのようなレンガ作りで、英国の大学に似た建築様式となっています。

英国好きの私は、キャンパスビジットした際に「ここの雰囲気が一番合うから、この大学に入学するかも」と感じました。
まるで英国にいるような雰囲気です。

が、もちろん大学システムなどはアメリカの大学方式を採用しています。

米国の多くの有力者が関係している事実を通じて、歴史の重みを感じることができますね。


今回は、歴史的な面を中心に紹介しましたが、決して歴史に縛られている大学ではありません。

そこがやはりアメリカですね。



歴史と革新がうまく融合されている大学であり、私がアメリカでのMBA留学を通じて学びたい最も重要な点の一つです。