なぜ私が海外MBA留学をしたかったのか、簡単に紹介したいと思います。

情報通信企業へ入社した私の理由は、以下の4点でした。

1.事業内容が、社会に多大な影響を与える潜在能力を有している企業

2.事業規模が国内全域だけではなく、海外市場へも進出している

3.社内の人事育成制度として、海外MBA留学制度を所有している

4.情報通信分野の先駆的企業である


元々理系出身でしたが、海外ビジネスに興味があった私は、大手商社へ目指して就職活動をしていました。

しかし、今後は(1997年時点)これまでの消費財や産業財の単なる流通よりも、情報通信技術が必須になり

IT分野で数多くの特許やノウハウを有している企業が21世紀には成長する、と考え現在の企業を選択しました。


その会社では、数多くの部署を経験し、様々な業務を経験することができました。

企業向けITコンサルタント、新規事業の開発、本社の事業計画、そして人事業務などでした。


それらの部署を経験することで、次のような課題に直面しました。


◆ITコンサルタント時代
・独自サービスが不足が少なく価格競争に陥りがちであった
・市場や顧客から得た新サービスへのニーズを円滑にサービス開発部門へ伝えられなかった


◆新規事業の開発時代
・営業部門・マーケティング・研究開発部門各部が縦割りで、市場ニーズを迅速に共有できてない
・複雑な社内調整・意思決定プロセス、サービスインの遅れ


◆本社事業計画の担当時代
・市場ニーズを伝える手段が少なかった(他部門と連携不足)
・SI事業での高コスト構造、赤字体質


このような企業の構造的・根本的な問題点を解決するために、

私は海外のビジネススクールで企業の経営手法や変革手法を学びたいと思い社内のMBA派遣制度に応募しました。


また、MBAは経営学修士号という単なる学位であり、弁護士や公認会計士のような独占業務のある資格でありません。

よってその知識や経験は、MBAを所有しているその個人の能力に大きく左右されるということも現実にあります。

MBAってホントに役に立つの?自分にホントに必要なのか?

ということを自問自答する必要があると思います。


そのような疑問については、以下の本が大変参考になりましたので紹介させていただきます。

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もし漠然と海外MBA留学を考えているようでしたら、まずは以下のような海外MBA留学に関する本を一読され
具体的にMBA留学で何か得られるのか?どのような準備が必要なのか?ということを調べてみてください。

留学までの準備期間は、数年に及ぶこともあります。私の場合は、まずは「相手を知る」ことから全てが始まったように思います。

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