Nara Oriental Festival始動 | 吉山 勇樹 オフィシャルブログ

Nara Oriental Festival始動





ずいぶん前から仕込んできました故郷奈良での世界へ向けた企画。
いよいよこの秋から始動します!

先行してロゴマークも完成。
プロデュースは浜崎あゆみさんの「A」のロゴマークの制作や数々のアーティストのCDジャケットを手がけられてきた巨匠、原神一先生。

奈良の**を広げるというよりは奈良で日本の**を広げるようなプロジェクトに。

「日本人として忘れてはならない何か」

そんな日本の精神性に触れることのできるプロジェクトとして今後さらに推進して参ります。皆さんのお知恵もぜひ拝借しながら、アジアにおける日本を盛り上げていきたいです。

▼開催主旨
現在、世界の中心はアメリカでもヨーロッパでもなく、
アジアに移ってきていることは、皆さんも感じられている通りです。
そんな中、アジアの中で日本という国がとるべき立ち位置はどこにあるのでしょう。国という単位ではなくとも、われわれ個人がとるべき行動はどんなものなのでしょう。

これらはさらなるグローバル化社会へ向けて私たちの次世代の将来を占う質問だといえます。
欧米各国が相互に異なる文化・歴史を背景にしながらも、相互に協調し、リスペクトし合うことで魅力あるモノ・コトが発信できているようにアジアもまた1つの共同体としてこれから成長していくことが世界の中でも求められていることではないでしょうか。

そんな中、我が国は世界に誇るおもてなしの精神、さらにはトップレベルの治安面での安全性。
各方面でプレゼンスを発揮する緻密な技術など、数々の強みが存在しています。
日本国建国のルーツをたどるとどうでしょう。

シルクロードを通じ伝来してきた海外の素晴らしい思想・文物を複合的に結合させ、独自の文化として現在まで大切に保存し、発展させてきたという歴史があるのです。

これらの素晴らしい日本の長所と特徴を改めて明確にブランディングし直すこと、そして世界に分かりやすい形でアピールすること、しかもそれを政治やビジネスとは異なりもっとリラックスした自由な形で世界じゅうの人々と共に楽しむこと。それを可能にする一つの場としての祭典が実現すれば、それは長い目で見て、世界の中での日本/アジアの中での日本/ひいては世界の中でのアジア全体の文化的プレゼンスをあげるのに大きく貢献することができることは間違いありません。

このようなコンテキストの中でリーダーシップを発揮することが、アジアの中で最も速やかに経済発展を遂げた、民主主義国家としての模範となり得る日本の進むべき道であり、また責任でもあると私たちは考えます。

そして、歴史的国際都市としての日本のルーツが、ほとんど乱されない形で美しい風景として、建築物として、宝物として、そして人々の心の中に無形の財産として今でも息づいているこの奈良の地こそが、旧くて新しい文化の中心となりうるポテンシャルを強く持っている、このイベントの舞台に最もふさわしい場所なのです。

日本において既に観光都市として世界な知名度を獲得している代表的な都市としては、世界最大級の超近代的大都市東京、そして国風文化の極みとしての京都が真っ先に挙げられるでしょう。
しかし奈良には外から来る人々にとって、情報と人が密集するアーバンライフの刺激とも、洗練され尽くされた伝統美が醸し出す異国風情とも異なる、日本人の精神性のもとに感じられる大陸風のおおらかな国際的情緒があります。

1300年もの悠久の時間を超えて形成されてきた街、奈良で、世界に発信する機会が創出できれば、更に厚みのある多層的な観光立国として、日本はより多くの人々を惹きつけることができる地となるでしょう。

▼プレイベント
2014年11月15日(土)@奈良・春日大社
映画・うみやまあひだ 特別上映会

▼メインイベント
2015年02月11日(水)~15(日)@奈良100年会館・春日大社・旧大乗院庭園ほか
須田正巳氏特別展示会・ワークショップ
AUNJクラシックオーケストラ LIVE&春日大社奉納演奏

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