健康診断で、悪玉コレステロールが高いとの結果。痩身だった独身の頃から高いと言われ始め、これまでも何度かHの記号が付いてきた。

親、姉妹も高い為、遺伝性と先生はおっしゃった。でも甘いもの好き、運動の習慣はないのも事実。「食べ物は変えなくてもいいですが、運動はしてください」と先生。

運動はウォーキングが良いとのことでしたので、昨年末から少しずつ始めています。
本当に少しです…。毎週土曜日、娘ちゃんの習い事を待つ間、近くの公園のウォーキングコースを一時間ほど歩きます。

田舎の車生活は歩かない。平日の勤務日は業務上、1日4000歩~4500歩くらいしかならない。
週一度のウォーキングも、休日の運動量を平日並みにしているに過ぎない。

あとは心がけとして、スーパーの駐車場は空いている一番遠い所に停めたり、エレベーターやエスカレーターは使わず階段で、とか。

職場では、誰かが下に行かなければならない用事があると、さり気なく買って出る。
「ありがとう」なんて言って貰えて、実は歩数が稼げて、一石二鳥ウインク


今週もウォーキングコースを歩きました。
大抵、コースで歩いているのは、60~70才以上の方が主。始めた頃は、何だか自分がお年寄りになった気分でした。そうでなくても配偶者を亡くしている…
追い越しながら『この方にだって、家に帰れば配偶者はいるのだろう』と、勝手に想像してため息をついた。

同世代(40~50代)はたまに見かけるくらい。子どもがいる世代は普段から忙しく、
自分のために時間をとるのはなかなか困難。本格的にスポーツをされている方もいるでしょうが、ウォーキングは私の見る限りは高齢の方がほとんどです。


ウォーキングは高齢の方でも自分のペースで気軽に始められるからでしょう。ゆっくり歩いている方もいれば、時々、結構な速さで歩ける高齢者もいらして、驚かされることもあります。

こうして、自分の健康のために自然を眺めながら、歩いているわけですが、楽しいかと訊かれると、楽しくはありません。
ただ、子どもたちが独り立ちするまでは私は倒れてはならない、健康でいなくては、
という思いだけで歩いています。他に楽しむこともないので。
あ、あと、多少のストレス解消にはなっているかもしれません。

最近は歩きながら夫のことや子どもたちが小さかった頃のことを無意識に思い出していることが多いかな。

速歩きをして、少しキツくなってくると、
自然と頭の中がからっぽ、無になります。
起きているとき、心と頭が無になることは、この時くらいかもしれません。


怒りや哀しみからも開放される僅かなひと時です。




いつかまた、楽しいと思える時間が訪れるかな?



そしたら私、



心の中の夫と一緒に楽しみたいな…