地元プロバスケチームのホーム試合の
前座試合に、息子たちのチームが選ばれるという経験に恵まれました。

試合相手は、そのバスケチームのユース。
中学校の体育館とは違う、立派なアリーナで、プロ選手同様にひとりひとり名前をアナウンスされてコートに入る。
親たちは興奮気味でしたドキドキ

普通の中学生にしたら、そうそうない思い出。チームみんなが交代でプレーさせてもらいました。いつも精一杯の声で応援してくれる一年生が、ポイントを決めると我がチームの選手も親たちもとても盛り上がりました。

普段の試合とは違い、お祭り気分で応援できて楽しかったです。もちろん、選手たちは胸を借りて精一杯やったと思います。

前座試合後は、プロの試合を観戦して楽しみました。2メートルを越える長身の選手たちが出てくると、同じ席から観ていると思えないくらい、ビッグで迫力満点!

こうして、現実逃避したひと時でしたが、
帰り道、運転しながら現実に徐々に戻りました。

「あのアリーナは、お父さんが生きていたころは古い体育館でね…。
学生の頃から指導者になった後も、どれだけ利用したか分からないほどだったんだよ。あんなに立派になるなんて、お父さんも知らないままだったね…」



思い出の体育館で、息子がプレーする姿、見させてあげたかった…



満足げな夫の横顔を見られたら



どんなに幸せだったろう…