毎日ため息をつき、哀しみの波にのまれながら暮らしている私ですが、
子どもと一緒に笑うこともありますし、
職場で談笑することもあります。

今日はこの春から一緒に仕事するようになった同世代の同僚と雑談した話です。

話の流れで中学校の頃の共通して知っている先生の話になりました。30年経つけど何故だかずっと覚えていることを何気なく話しました。

いつもオーバーアクションで話す英語の先生で、外国人教員と話していたときのジェスチャーが特に印象に残っていたのです。

「先生ご本人もクラスメートも覚えている人はいないと思うんだけさー、「雑種犬」という言葉に先生がジェスチャーをつけたのよ。当時の私は雑種犬て言葉にまでジェスチャーがつくとは思わなかったから、すごく意表をつかれたのよねー。」そう言いながらそのジェスチャーをやってみせたら、彼女のツボにはまったらしく、大笑い。別にその当時、生徒たちがそれを見て笑ったとかではなく、ある種の面白さがあるな、と思ってずっと覚えていたことを話しただけなんだけど。

それにしても彼女、こんなに笑ったところ見たことないくらい笑ってる。
笑い止まらないし。
笑い過ぎてハンカチで涙拭ってるし(≧∇≦*)


「あ~、おっかしい~。ここ最近で一番笑ったかも」なんて言ってました。


 

 私、何となく嬉しかったな。
相手を楽しませることができたことは、私が今日お金を稼ぐためにしたどの仕事より自分の存在を感じることができたんです。
相手を笑顔にする、て相手だけじゃなく自分も嬉しい気持ちになれるんだな、て改めて気づきました。


自分の仕事でもそんなふうに相手を幸せな笑顔にできたらいいな、て思いました。



 


究極の哀しみの沼に沈んでいる私でも、




まだ人を笑わせることができるんだ、




と思った話です。